売場レイアウト
売り場レイアウトとは
売り場レイアウトとは、店内の陳列、通路、レジなどの構成・配置について平面で計画するものである。
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売り場レイアウトの目的
- (1)客動線(顧客の店舗内における動き・流れ)を長くする
- 店内の回遊性を高め、顧客の購入機会を増加して客単価を向上させる為に客動線はできるだけ長くするようにする。
- (2)従業員動線(従業員の店舗内における動き・流れ)を短くする
- 作業効率の向上を目標に従業員動線はできるだけ短くする
▽具体的には
- マグネットポイント(磁石のように顧客を引きつける売り場)
- 陳列の連続性を高める
- 商品の配置に関連性をもたせる
- 用途別の品揃えをする
- 店内見通しをよくする
- 通路幅の確保
過去問題 |
レイアウトの考慮店
レイアウトを作成する場合は次の点に考慮が必要である。
- (1)商品のグルーピング
- 商品の組合せのことである。商品の組合せは次の観点で行なう。
- 顧客の来店動機によるグルーピング
計画購買される商品か、されない商品かという観点からグルーピングを行なう。 - 陳列方法・機器によるグルーピング
冷蔵・冷凍が必要な商品、保温が必要な商品、ハンガーが必要な商品等の陳列方法や機器によるグルーピングを行なう。 - 機能・用途によるグルーピング
利用場面での観点によるグルーピングを行なう。
例)ビジネス用品、スポーツ用品、アウトドア用品
- (2)販売方法
- 対面販売、側面販売、セフル・サービスといった販売方法によって店内のレイアウトは影響を受ける
- (3)出入口や通路
- 通路の幅や主力商品は主通路に配置するようにする
出入口は少なくするほうが巡回性を高めることができる - (4)壁面
- 壁面の材料、色等の選択はレイアウトに大きく影響する
- (5)天井・床・柱
- 天井・床・柱の選択はレイアウトに大きく影響する