平成19年度1次試験問題:運営管理
設問21
次に示す建築基準法第2条(用語の定義)について、下記の設問に答えよ。
延焼のおそれのある部分とは、隣地境界線、道路中心線又は同一敷地内の 【 A 】以上の建築物(延べ面積の合計が【 B 】u以内の建築物は、1の建築物とみなす。)相互の外壁間の中心線から、【 C 】階にあっては【 D 】m 以下、【 E 】階以上にあっては【 F 】m以下の距離にある建築物の部分をいう。
(設問1)
文中の空欄【 A 】と【 B 】に入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。
【解答群】 (ア) A:2 B:100 (イ) A:2 B:500 (ウ) A:3 B:200 (工) A:3 B:400
(設問2)
文中の空欄【 C 】と【 D 】に入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。
【解答群】 (ア) C:1 D:3 (イ) C:1 D:6 (ウ) C:2 D:3 (工) C:2 D:6
(設問3)
文中の空欄【 E 】と【 F 】に入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。
【解答群】 (ア) E:2 F:5 (イ) E:2 F:10 (ウ) E:3 F:5 (工) E:3 F:10
設問22
店舗レイアウトの考え方に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 一般的に、売場の括り(くくり)は、以前は「売る立場」から考えられたものが、近年では「買う立場」からも考えられるように変化してきている。 (イ) 一般的に、すべての階の実際の通行量をそのまま比較することによって、どの階のレイアウトがよいかを判断できる。 (ウ) 客に通路上をできる限り長い距離を歩いてもらえるように、通路は売場内の隅から隅へと、最初に大回りしてもらえるように設定することが一般的である。 (工) 客にとって商品が見やすく、さわりやすいように、通路が適切に設計されていることが大切である。
設問23
商業施設の一般的な基本計画に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 一般的に、商業施設の駐車場の規模設定は、売場面積に相応した駐車台数を計画することが望ましい。駐車台数が少ない場合は、使いやすさと駐車場の回転率を高めるような対応も必要となる。 (イ) 一般的に、商業施設の配置には、敷地の形状・接道状況・施設の規模等を総合的に検討した上で、集客を第一とする考え方から、客に分かりやすく安全にアプローチしやすい計画が望まれる。 (ウ) 一般的に、商業施設の「バックヤードと共用部」には、荷さばき等の商品管理部門、事務室等の事務管理部門、および食堂・ロッカールーム等の従業員厚生部門の諸室が含まれる。 (工) 商業施設の床面積を「売場」と「バックヤードと共用部」とに配分するとき、その割合は、スーパーマーケットや百貨店および集合専門店に共通して50:50にすることが一般的だとされている。
設問24
小売店舗におけるLSP(Labor Scheduling Program)に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) LSPの対象は、固定作業と変動作業の両方を含んでいる。 (イ) LSPはコスト管理が目的であり、販売・仕入計画とは連動しなくてともよい。 (ウ) LSPは人件費の削減のみならず、顧客サービスの改善も期待できる。 (工) LSPを導入するには、店内作業時間の計測が必要である。 (オ) LSPを導入するには、店内作業内容の標準化が必要である。
設問25
ある小売店が定期発注方式を採用している。この小売店の店頭在庫管理政策に関 して、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 店頭在庫を圧縮するために、発注間隔を短くし、発注頻度を増やした。 (イ) 店頭品切れを防止するため、POSデータに基づき販売予測の精度を上げた。 (ウ) 店頭品切れを防止するため、発注から納品までのリードタイムを短くした。 (工) 店頭品切れを防止するため、フェイス数を削減した。 (オ) ベンダーの欠品を防止するため、ベンダーとPOSデータや在庫データを共有した。