平成14年度1次試験問題:運営管理
設問11
鋳鉄に関する次の記述のうち、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
(a) |
鋳鉄の溶解には、キューポラや電気炉が使用される。 |
(b) |
鋳鉄製品は、一般に溶解した鋳鉄を金型に鋳込むことにより得られる。 |
(c) |
鋳鉄製品は、高温で使用すると成長現象が生じるため、通常700℃以下で使用される。 |
(d) |
鋳鉄は鋼材に比べ加工性や溶接性でも遜色がない。 |
【解答群】
(ア) |
aとb |
(イ) |
aとc |
(ウ) |
bとc |
(工) |
bとd |
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設問12
廃棄物の最終処理法の1つである焼却に関する次の記述のうち、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
(a) |
都市ゴミの焼却に良く使われている燃焼炉はロータリーキルンである。 |
(b) |
ダイオキシン類は高温で充分燃焼すればCO2、H2Oならびに塩化水素に分解する。 |
(c) |
ダイオキシン類はいったん高温で分類すれば排ガス過程で再生成することはない。 |
(d) |
廃棄物に水分が多く含まれているとダイオキシン類が発生しやすくなる。 |
【解答群】
(ア) |
aとb |
(イ) |
aとc |
(ウ) |
bとc |
(工) |
bとd |
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設問13
中心市街地活性化法に基づく中心市街地活性化策に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
(a) |
国が「基本方針」を作成する。 |
(b) |
「市街地の活性化」と「中小小売業の活性化」を柱とする。 |
(c) |
TMO は市町村が認定する。 |
(d) |
TMO になれる団体は、商工会、商工会議所のいずれかである。 |
(e) |
市町村が「基本計画」を作成し、国及び都道府県は助言を行う。 |
【解答群】
(ア) |
aとbとd |
(イ) |
aとcとe |
(ウ) |
bとcとd |
(工) |
cとdとe |
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設問14
都市計画法に関する事項について、以下の設問に答えよ。
(設問1)
都市計画とは、都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備及び【 A 】 に関する計画を定めたものである。文中の空欄【 A 】 に最も適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
市街地開発事業 |
(イ) |
中心市街地活性化事業 |
(ウ) |
都市再開発事業 |
(工) |
土地区画整理事業 |
(設問2)
市街化区域とは、すでに市街地を形成している区域及びおおむね【 B 】 以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域をいう。文中の空欄【 B 】 に最も適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
5年 |
(イ) |
10年 |
(ウ) |
15年 |
(工) |
20年 |
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設問15
飲食サービス業の施設計画の記述で、最も不適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
アプローチ部分の深度は、一般的に非日常性の強い高級な店舗ほど大きくなる。 |
(イ) |
客席比率とは、総床面積当たりの総客席数をいい、一般的に喫茶サービス業施設でその比率が高く、料理飲食サービス業施設でそれが低い。 |
(ウ) |
施設の構成要素は、客室部分、厨房部分、管理部分に大別される。 |
(工) |
床面積に対する厨房面積の配分は、統計値に基づいて決められる。 |
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設問16
照明に関する記述で、最も不適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
色温度の単位はK(ケルビン)といい、この値が低いほど青みが強くなる。 |
(イ) |
ケース上にスポットライトを取り付ける際、グレアを防ぐためにケースの前面寄りに取りつける。 |
(ウ) |
商品に立体感を出すための明度差(明るさと影の割合)は、3:1が最適である。 |
(工) |
店内の照度は、一般的に水平面と垂直面の明るさを確保することが大切である。 |
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設問17
陳列に関する記述で、最も不適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
ゴールデンゾーンとは、陳列棚の商品が最も見やすく触りやすい範囲のことである |
(イ) |
ジャンブル陳列とは、単調な陳列の中にディスプレイコーナーを設けてアクセントをつけることをいう |
(ウ) |
陳列効果を高めるPOP 広告の色は、3色以内が見やすいといわれている。 |
(工) |
陳列棚の商品区分は、一般的に縦割りが理想である。 |
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設問18
建築基準法及び同法施行令に関連する事項について、以下の設問に答えよ。
(設問1)
建築基準法による建築物は、「土地に定着する工作物のうち、【 A 】及び【 B 】若しくは【 C 】を有するもの(これに類する構造のものを含む。)、……」と規定されている。
文中の空欄【 A 】、【 B 】、【 C 】に最も適切なものの組み合わせはどれか。
【解答群】
|
A |
B |
C |
ア |
壁 |
柱 |
土台 |
イ |
壁 |
柱 |
床 |
ウ |
屋根 |
壁 |
土台 |
エ |
屋根 |
柱 |
壁 |
(設問2)
地階とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの【 D 】以上のものをいう。
空欄【 D 】に最も適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
1/2 |
(イ) |
1/3 |
(ウ) |
1/4 |
(工) |
1/5 |
(設問3)
建築面積とは、建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の【 E 】 をいう。
空欄【 E 】に最も適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
実面積 |
(イ) |
水平投影面積 |
(ウ) |
延べ面積 |
(工) |
床面積 |
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設問19
小売業の経営においては、その商品管理目標を明確にすることが求められる。 その商品管理目標を数値で示すものとして、交差比率やGMROI 等があげられる。
A 商店における今期の結果は、以下のとおりであった。
○ |
期間純売上高 |
2,000千円 |
○ |
期間平均在庫高(売価) |
250千円 |
○ |
粗利益率 |
30% |
○ |
値入率(売価) |
40% |
(設問1)
A 商店における交差比率は何%か。
【解答群】
(ア) |
200% |
(イ) |
240% |
(ウ) |
300% |
(工) |
400% |
(設問2)
A 商店におけるGMROI は何%か。
【解答群】
(ア) |
200% |
(イ) |
240% |
(ウ) |
300% |
(工) |
400% |
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設問20
小売業や卸売業等の流通業においては、日常的な業務の運営にあたり、その事業特性や販売特性に応じた在庫高予算の算出と在庫管理・発注方式等の選択が必要とされる。
この在庫高予算の算出法と発注方式について、以下の設問に答えよ。
(設問1)
在庫高予算のベーシックな算出法として「基準在庫法」があげられる。この「基準在庫法」に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
「基準在庫法」では、売上高の増減とあまり関係なく、各月の月初計画在庫高が増減する。 |
(イ) |
「基準在庫法」では、月初計画在庫高は、各月の計画売上高(月別売上高予算)に期間平均在庫を加え、これから月平均売上高を差し引くことによって求められる。 |
(ウ) |
「基準在庫法」により求められる在庫高は、売価である。 |
(工) |
商品回転率が年12回転より小さい場合には、「基準在庫法」を用いない方がよい。 |
(設問2)
商品の発注方式には、代表的なものとして、当用買い方式、定期発注方式、定量発注方式があげられる。このうち、「定量発注方式」について、
最も不適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
ABC 分析におけるA グループ商品よりも、B・C グループの商品に向いている。 |
(イ) |
需要変動が小さく、調達期間の短い商品に向いている。 |
(ウ) |
調達期間が長く、ロット分納の多い商品に向いている。 |
(工) |
定期発注方式に比べて、受け入れ検品・棚卸し・払出し等の現物取扱いにおける費用の減少が期待できる。 |
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