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平成18年度1次試験問題:中小企業経営・中小企業政策

設問11

 経済産業省「工業統計表(工業地区編)」に基づいて、1995年から2000年における産業集積の効果を工業地区別に見た場合、下記のa、bの記述の正誤について最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

出荷額第1位の業種の(製造業出荷額全体に占める)割合が高い地域ほど、製造業出荷額の伸び率が高い。
出荷額第1位の業種が上記期間中に入れ替わった地域では、そうでない地域と比べて、付加価値生産性(従業者1入あたり付加価値額)の伸び率が高い。
【解答群】
(ア) a:正 b:正
(イ) a:正 b:誤
(ウ) a:誤 b:正
(エ) a:誤 b:誤

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設問12

 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 ティモンズ(J.Timmons)の理論は、創業期にある企業の成長要因に関する代表的な見解のひとつである。それによれば、企業の創業プロセスの特徴は、 1)【 A 】、【 B 】、創業者(経営者チーム)のバランスが重要であることと、2)【 A 】主導型であることに見られる。すなわち、成長の可能性が高い新規企業は、最初に有望な【 A 】を発見し、そのために必要な【 B 】と創業者(経営者チーム)を作り上げるというのである。既に存在する【 B 】と創業者(経営者チーム)に合わせて【 A 】を選択するのではない。ティモンズのモデルでは、これら3つの要素の【 C 】が新規企業の成長の原動力になっている。つまり、【 A 】に比べて見劣りのする【 B 】や創業者(経営者チーム)を鍛え上げることによって、企業は成長するのである。

(設問1)
文中の空欄AとBに最も適切な語句の組み合わせはどれか。

【解答群】
(ア) A:技術 B:販売市場
(イ) A:経営資源 B:事業機会
(ウ) A:事業機会 B:経営資源
(エ) A:販売市場 B:技術

(設問2)
文中の空欄Cに最も適切な語句はどれか。

【解答群】
(ア) 相互作用
(イ) 相乗効果
(ウ) 不完全性
(エ) 不均衡状態
(オ) 不 足

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設問13

 経済産業省「商業統計メッシュデータ」に基づく分析によれば、1997年から2002年までの期間における売場面積500平方メートル以上の大規模小売店の新規出店は、近隣の中小小売店の売上高にどのように影響したか。最も適切なものを選べ。
 なお、ここで中小小売店とは、コンビニエンスストアと燃料販売・自動車販売業を除く、売場面積500平方メートル未満の小売事業所とする。また、東京・大阪・名古屋・京都・神戸地域を大都市圈、それ以外の地域を地方圈とする。

【解答群】
(ア) 大規模小売店の新規出店は、大都市圈では近隣の中小小売店の売上高を増加させるが、地方圈では減少させる。
(イ) 大規模小売店の新規出店は、大都市圈でも地方圈でも、近隣の中小小売店の売上高を減少させる。
(ウ) 大規模小売店の新規出店は、大都市圈でも地方圈でも、近隣の中小小売店の売上高を増加させる。
(エ) 大規模小売店の新規出店は、地方圈では近隣の中小小売店の売上高を増加させるが、大都市圈では減少させる。

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設問14

 過去30年間において、コンビニエンスストアの発展はきわめて急速であった。
 その急速な発展を店舗展開の点から見ると、注目すべき特徴のひとつはフランチャイズシステムの採用である。コンビニエンスストア大手(上位10社)は現在、基本的に多店舗展開システムとしてフランチャイズシステムを採用しており、またロイヤリティを【 A 】で受け取っている。

(設問1)
 文中の下線部のフランチャイズシステムは、本部から見て、直営店方式と比べていくつかのメリットを持つとされる。次のa〜cの記述がそのようなメリットとして正しいかどうかを判断し、正誤の最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

加盟店の相互扶助による経営効率化が期待できる。
投資資金が節約できる。
不採算店舗の整理が容易である。
【解答群】
(ア) A:正 B:正 C:誤
(イ) A:正 B:誤 C:正
(ウ) A:正 B:誤 C:誤
(エ) A:誤 B:正 C:正
(オ) A:誤 B:正 C:誤

(設問2)
文中の空欄Cに最も適切な語句はどれか。

【解答群】
(ア) 粗利益分配方式
(イ) 売上分配方式
(ウ) 経常利益分配方式
(エ) 定額制

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設問15

 平成11年の中小企業基本法の改正による中小企業の定義の変更に関する記述の正誤について、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

製造業の従業者基準が変更された。
小売業の従業者基準が変更された。
サービス業の従業者基準が変更された。
【解答群】
(ア) A:正 B:正 C:誤
(イ) A:正 B:誤 C:正
(ウ) A:誤 B:正 C:正
(エ) A:誤 B:誤 C:正

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