平成25年度1次試験問題:運営管理
設問36
物流ABC に基づき原価計算をする場合、次の条件下における梱包作業の梱包口当たりのアクティビティ単価として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
月間の総人件費 |
: |
1,000 万円 |
月間の総作業時間 |
: |
10,000 分 |
月間の梱包作業時間 |
: |
500 分 |
月間の梱包口数 |
: |
5,000 個 |
【解答群】
(ア) |
4円 |
(イ) |
100 円 |
(ウ) |
2,000 円 |
(工) |
20,000 円 |
(オ) |
500,000 円 |
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設問37
在庫型物流センターにおいては、在庫を過剰に増やさず、品切れを起こさないために、適正な在庫補充をする必要がある。補充量を決める際には、将来の需要を予測する必要があるが、需要予測に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
移動平均法とは過去週間などの短い期間の需要データを用いて需要を予測する手法である。 |
(イ) |
季節商品の需要を予測する場合、前年同時期の需要データを参考にすることができる。 |
(ウ) |
需要予測の精度を高めるには、需要データを日常的に収集することが必要である。 |
(工) |
販売促進の影響は、販売促進をする商品の需要だけでなく同じ品目の商品全体の需要とも関連するため、把握することが難しい。 |
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設問38
JANコードに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
実際の製造が海外で行われる商品であっても、日本の企業のブランドで販売される場合は、日本の国コードが用いられる。 |
(イ) |
商品が製造または出荷される段階で、製造業者または発売元が商品包装にJANコードをJANシンボルにより表示することを、ソースマーキングという。 |
(ウ) |
ソースマーキングにより、商品の供給責任者がどこの企業か、何という商品かを識別することができる。 |
(工) |
ソースマーキングのコード体系は、価格処理の違いにより、PLU方式とNonPLU方式に区分される。 |
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設問39
集合包装用商品コード(GTIN-14)のコード体系に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】
(ア) |
かつて日本では国内用として16 桁の集合包装用商品コードを業界標準として定めて利用してきたために、切り替えが必要になった。 |
(イ) |
企業間の取引単位である集合包装に対して設定されているため、チェックデジットを持たないコード体系である。 |
(ウ) |
集合包装の入数違いなどを識別するために、「1」から「8」までの数字がインジケータとして用いられる。 |
(工) |
集合包装の内容物である単品単位を識別しているJANコードからチェックデジットを除いた12 桁を使用し設定したコード体系を、日本では「一致型」と呼ぶ。 |
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設問40
流通標準EDI(JEDICOS)では、情報伝達規約と情報表現規約を「流通標準EDI(JEDICOS)メッセージ」として提示している。このとき、同メッセージにおいて、小売業から卸売業や製造業に向けて発信される情報として提示されるものについて、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a |
在庫情報 |
b |
品切情報 |
c |
商品マスター情報 |
d |
発注データ |
e |
返品データ |
【解答群】
(ア) |
aとbとc |
(イ) |
aとdとe |
(ウ) |
bとcとd |
(工) |
bとdとe |
(オ) |
cとdとe |