平成25年度1次試験問題:運営管理
設問26
売場や商品を演出する色彩に関する説明として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) オクラを緑色のネットに入れることで、対比現象により商品の色を鮮やかに見せることができる。 (イ) 色相が連続する虹色の順に商品を陳列すると、売場に連続性が形成される。 (ウ) フェイスアウトの陳列をする場合、明度のグラデーションで高明度の色を手前に、暗い色を奥に置くのが一般的である。 (工) ベビー用品は、優しい印象を与えるために、明度が高く、やわらかく見える色が多く使われている。
設問27
商品Aは売価1,000 円、売価値入率30 %であり、商品Bは売価1,500 円、売価値入率20 %である。商品Aと商品Bの売上を伸ばすために、2つの商品のバンドル販売を企画した。商品Aと商品Bのセットを売価値入率5 %にしたとき、このセットの売価として、最も適切なものはどれか。ただし、消費税は考慮しないものとする。
【解答群】 (ア) 1,800円 (イ) 1,900 円 (ウ) 2,000 円 (工) 2,375 円 (オ) 2,500 円
設問28
ある小売店では、当月売上高予算600 万円、年間売上高予算6,000万円、年間予定商品回転率が回転である。この場合に、百分率変異法による月初適正在庫高として、最も適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 600 万円 (イ) 750 万円 (ウ) 800 万円 (工) 825 万円 (オ) 850 万円
設問29
消費者の内的参照価格の低下を防ぐインストアプロモーション(ISP)の方法として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) クーポンを発行し、レジで商品の価格を割り引く。 (イ) 商品を購入した人にキャッシュバックを実施する。 (ウ) 特売価格を設定し、通常価格と併記して販売する。 (工) バンドル販売によって複数の商品を購入した場合に価格を割り引く。 (オ) ポイントカード会員に、購入金額の一定割合のポイントを発行する。
設問30
小売業の価格設定と価格政策に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 慣習価格政策は、すでに一般的に浸透している価格を設定する手法である。 (イ) コストプラス方式の価格設定は、価格が市場の実情に合わない場合がある。 (ウ) マーケットプライス法は、全国共通の価格を設定する手法である。 (工) 名声価格政策は、意識的に高価格を設定することによって、高品質であることを連想させる手法である。