平成21年度1次試験問題:運営管理
設問1
工程管理における生産統制に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 生産統制における管理の担当者は、主として現場の管理者や監督者である。 (イ) 生産統制には、一般に生産の実績の報告と、その評価が含まれる。 (ウ) 生産統制は、現品管理と余力管理の2つの機能から構成される。 (工) 生産統制は、工程管理機能の一環であり、生産計画に対応する活動である。
設問2
生産現場における管理目標(PQCDSME)の記号とその活動との組み合わせとして、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) C − 原価の低減や経済性の向上を推進する活動 (イ) D − 決められた量の確保や納期を遵守する活動 (ウ) S − 作業の標準化や標準部品の使用を進める活動 (工) M − 職場環境の向上や勤労意欲を高める活動
設問3
生産形態と生産計画の手法との組み合わせとして、最も関連性の強いものはどれか。
【解答群】 (ア) 個別単品生産 − ラインバランシング (イ) 多品種少量生産 − PERT (ウ) 多品種ロット生産 − サイクリックスケジューリング (工) 単一品種多量生産 − ジョブショップスケジューリング
設問4
次の結合技術のうち、組立性、分解性が最も良いものはどれか。
【解答群】 (ア) 圧入 (イ) カシメ (ウ) ネジ締め (工) ハンダ付け
設問5
新QC七つ道具に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) PDPC法は、事前に考えられるさまざまな結果を予測し、プロセスの進行をできるだけ望ましい方向に導く手法である。 (イ) 系統図法は、事実、意見、発想を言語データでとらえ、それらの相互の親和性によって図を作成し、問題の所在、形態を明らかにする手法である。 (ウ) マトリックス図法は、行に属する要素と、列に属する要素の二元的関係の中から問題解決の着想を得たりする手法である。 (工) 連関図法は、原因−結果、目的−手段などが絡み合った問題について、その関係を論理的につないでいくことによって問題を解明する手法である。