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その他

 経営戦略に関するその他のキーワードを次にあげる。


コアコンピタンス

 コアコンピタンス(中核能力)とは、多数の事業の競争上の基礎となるスキルや技術のことである。ホンダのエンジン技術、シャープの液晶技術、ソニーの小型化といった他社がまねできない、その企業ならではの力のことである。

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アウトソーシング

 アウトソーシングとは、業務の一部に外部の労働力を活用するものである。アウトソーシングが単なる外注と異なる点は、その同期がコスト低減だけでなく外注企業がもつノウハウや高度な専門性を活用することによって、自社の有効な経営資源をコア・コンピタンス(中核的な競争力)のある分野に集中させることである。

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リストラチャリング

 リストラチャリングとは、一般的に人員整理として用いられることが多いが、それだけではなく全社的な観点からの事業構造の再構築を意味する。

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デファクトスタンダード

 デファクトスタンダードとは事実上の業界水準である。家庭用ビデオにおけるVHS、パソコン向けOSにおけるWindows、インターネット上の通信プロトコルにおけるTCP/IPなどがそれに該当する

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ネットワーク戦略

 小組織がいくつも連結されたネットワーク型の組織を形成し、全体として1つの大きな組織力を発揮しようというもの。
ネットワーク戦略の類型として「オープンアーキテクチャ戦略」と「クラスター戦略」がある。

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オープンアーキテクチャ戦略

機械製品などの設計を公開し、技術力の無いメーカーでも同様の製品・互換機を生産可能にすること。
自社製品の設計を公開し、他企業が互換性を持つ補完製品を開発してくれることで、結果的に競合他社を駆逐し、自社の利益につなげる。

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クラスター戦略

特定分野の関連企業、研究機関、サービス提供者が地理的に近接した集団を作ることで、専門性の高い資源へのアクセスや活動の補完、地理的 な近接性からもたらされる競争のプレッシャーを感じることで、企業の生産性を向上させたり、新規事業の形成を促進することができる。

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