商品陳列
商品陳列とは、一つひとつの商品を並べ積み上げる技術のことです。
陳列の基本的な考え方は、次のものである。
- 判りやすく、見やすく、手に取りやすく、選びやすく置く
- 楽しさと季節感を演出する
- 顧客に有益な情報を提供する
陳列の分類
陳列は大きく量感演出と展示陳列に分類されます。
- @量感陳列
- 商品を山のまとめて陳列し、ボリューム感や活気と価格の安さを訴求する陳列方法
例)食品スーパーの出入口近くの果物 - A展示陳列
- 特定のテーマを決め、展示手法を凝らして、商品を魅力的に見せる陳列方法
陳列手法
陳列手法には次のものがあります。
過去問題 |
陳列手法 | 内容 |
エンド陳列 | 連続する陳列棚の両端(ゴンドラエンド)に陳列する方法 |
ジャンブル陳列 | 篭やワゴンに投げ込んだままの状態に陳列する方法 |
島出し陳列 | 部分的に通路上にはみ出させて陳列する方法 |
ステージ陳列 | ステージを設置して陳列する方法 |
ゴンドラ陳列 | 定番商品を主体に陳列する方法 |
カットケース陳列 | 入荷した段ボールなどの箱をカットし、そのまま陳列する方法 |
アイランド陳列 | 店内の通路上にダンボールに入れた商品やワゴンなどを用いて、臨時に商品を置く陳列 |
レジ陳列 | レジ前に陳列する方法 |
陳列の留意点
商品を陳列するにあたって、その商品の陳列する高さには注意が必要である。
陳列は、顧客に商品購入を促す為に行なっている。
したがって顧客に手の届く範囲で商品を陳列すべきであり、その範囲のことを有効陳列範囲という。
また最も見やすく触れやすい場所(男性で70〜160cm、女性で60〜150cm)をゴールデンゾーンといい、主力商品や重点商品を置く。
過去問題 |