平成23年度1次試験問題:運営管理
設問41
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
スーパーW店では、ある期間の来店客1,000人分のPOSデータを用いて、1回の買い物で同時に購入する商品の組み合わせを分析した。その結果、商品Aの購入者が200人、商品Bの購入者が150人、両方を購入した者が75人であった。
(設問1)
「来店客が、商品Aを購入するとき、その何パーセントが商品Bを同時に購入するか」を計算したとき、その結果として、最も適切な値はどれか。
【解答群】 (ア) 7.5% (イ) 37.5% (ウ) 50.0% (工) 60.0% (オ) 75.0%
(設問2)
この結果から、「商品Aを購入する客は、同時に商品Bを購入する」という「ルール」が有効であるかどうかを検討したい。分析結果を評価する指標のひとつである「信頼度(コンフィデンス)」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 期間内の来店客のうち、「商品Aと商品Bを同時に購入する客」の割合、つまり「ルール」を満たす客が出現する割合。 (イ) 「期間内の来店客のうち、商品Aと商品Bを同時に購入する客の割合」÷「商品Aを購入する客が商品Bを同時に購入する割合」の値。 (ウ) 商品Aを購入する客は、商品Aを購入しない客に比べて、商品Bを購入する割合がどれくらい高いかを示す指標。 (工) 商品Aを購入する客の何パーセントが商品Bを購入しているか、を計算した値。
設問42
POSシステムにおけるPLU(Price Look Up)方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) JANシンボルの最初の2桁(プレフィクス)に、20〜29、02が用いられる場合は、JANシンボルの中に売価が必ず表示されている。 (イ) 生鮮食品のような量り売り商品で、価格が個々に異なるものでは、PLU方式ではなく、NonPLU方式が使用されることが多い。 (ウ) 製造・出荷段階でJANシンボルが印刷されない商品の場合、NonPLUコードだけでなく、PLUコードの利用も可能である。 (工) 製造・出荷段階でJANシンボルが印刷される商品の場合、JANシンボルの中に売価が表示されないPLUコードを利用する。