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平成16年度1次試験問題:運営管理

設問21

 店舗の開業に関して、 最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) 飲食店を開業するときには、食品衛生法に基づく施設の基準に達することはもとより、都道府県知事の営業許可が必要である。
(イ) 魚、肉、惣菜を扱うスーパーマーケットを開業するとき、食品衛生法による営業許可がそれぞれ必要である。
(ウ) 青果物販売店を開業するときには、食品衛生法に基づく青果物販売営業許可が必要である。
(工) 薬局を開業するときには、薬事法に基づき調剤重の設置が義務づけられている。

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設問22

 店舗の色彩と照明に関して、最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) 色を表現するときは、色相・彩度・明度で表し、黒・白・灰は無彩色である。
(イ) 看板等の配色を考えるとき、色相環において対面にある色同士が補色関係になることは、お互いに相反するので、極力避けた方がよい。
(ウ) 店舗の照明を考えるとき、照度とケルビン数値(色温度)はともに重要である。
(工) 白色蛍光灯の方が、白熱灯よりもケルビン数値(色温度)は高い。

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設問23

 店舗施設のレイアウトに関して、最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) 店舗施設の基本構成は、「利用客圏」「商品圏」「従業員圏」の3要素の組み合わせから成り立っている。
(イ) 店舗の訴求機能は、店内の見通し、商品配置、通路幅などを指し、いずれも重要な機能である。
(ウ) 店舗の動線計画における客動線とは、「訴求→誘導→販売」という一連の店舗機能に伴った客の行動線である。
(工) 販売機能を発揮する売り場のレイアウトは、「取扱商品(商品構成)」「販売方法」「動線計画」の3つを考えながら作る。

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設問24

 ある小売業が、商品原価1、000円/ケースの商品を第1週の日曜日に10ケース仕入れ、第2過の月曜日から土曜日まで売価1、300円で8ケース販売し、日曜日に20%引 きで2ケース販売した。ここでは、月曜日を過の初めとし、日曜日を週の終わりとし ている。
 この商品の商品管理指標について、下記の設問に答えよ(小数点第1位を四捨五入すること)。

(設問1)

 この商品の第2過の平均在庫高(原価ベース)を求めよ。

【解答群】
(ア) 1,000円
(イ) 5,000円
(ウ) 8,000円
(工) 10,000円
(オ) 12,000円

(設問2)
 この商品の第2週のGMROI(商品投下資本租利益率)を求めよ。

【解答群】
(ア) 15%
(イ) 25%
(ウ) 35%
(工) 600%
(オ) 700%

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設問25

 小売業が店頭の品切れを少なくするための方策として、最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) SKUあたりの在庫量を増加させる。
(イ) 品揃えSKU数を絞り込む。
(ウ) 納品のサービス率を上昇させる。
(工) 発注や配送のための作業時間を長くする。

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設問26

 近年チェーンストアが、自社専用の物流センターを利用して・店舗への商品供給を 行う事例が増加している。こういったチェーンストアの物流センターに関する記述と して、最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) チェーンストアの専用物流センターであっても、卸売業が実際の運営を行っている事例が多い。
(イ) 物流センターの運営費用は、一般に、在庫を保管しない通過型の物流センターが在庫を保管する在庫型のセンターよりも低い。
(ウ) 物流センターを設置する場合は、全ての商品を一括して物流センターから配送するのが効率的である。
(工) 物流センターを利用すると、小売業は店舗への納品車両数を削減することができる。

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設問27

 次世代の認識システムとして注目されているRFID(RadioFrequency−Identincation)を利用したICタグに関する記述で、 最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) ICタグは、ICカードと同じ技術を利用しており、その形状も用途に合わせて多種類がある。
(イ) ICタグは、従来のバーコードより情報量が多いが、書き込みができない。
(ウ) ICタグは、生産から小売までの食品トレーサピリティへの応用も検討されている。
(工) lCタグは、電波を使い非接触でデータを認識する技術を利用している。

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設問28

 共通商品コードとして日本で使用されているJANコードに関する記述で、最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) JANコードには、桁数が異なる2種類があり、商品アイテムコードや商品情報から構成される。
(イ) JANコードは、バーコードリーダーで読み取られ、機械の読み誤り防止のためにチェックデジットが1桁設定される。
(ウ) JANコードは、POSシステムを通じて、小売業の単品管理などに役立てられている。
(工) JANコードは、国際的にEANコードと呼ばれ、世界共通の規格である。
(オ) JANコードを製造段階で商品の容器などに印刷することをソースマーキングと呼ばれる。

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設問29

 流通に携わっている人々の間で、近年、SCM(SupplyChamManagemnt)が注目されている。このSCMに関する記述で、最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) ECR(Efficient Consumer Response)やQR(Quick Response)は、SCMの事例の1つと考えられる。
(イ) SCMでは、不良在庫のリスクや売れ筋商品の機会損失のリスクに対応できる。
(ウ) SCMでは、メーカーを起点として販売データや発注データを取引企業間で共用する。
(工) SCMには、迅速、正確に商取引データを交換する情報技術が必要となる。
(オ) SCMは.小売葦、卸売業、メーカーなどの取引企業が協力しあうことで業務効率化を実現する。

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設問30

 小売業におけるEOS(Electroruc OrderirLg System)に関する記述で、最も不適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) EOS活用の利点は、発注作業の合理化リードタイム短縮などがあげられる。
(イ) EOSのデータインプットには、棚札スキャン方式、オーダブックススキャン方式、EOB(Electric Ordering Book)方式などがある。
(ウ) EOSは、発注データをネットワーク経由で取引先へ伝える一連のシステムである。
(工) POSデータと店頭在庫量から、納入者が自動補充するシステムはCPFR(Collaborative Planning Forecasting and Replenishment)と呼ばれる。

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