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平成27年度1次試験問題:経営情報システム

設問6

  業務において各種のサービスを各々異なるサーバ機能で運用する場合、各サービスを利用するごとに、それぞれのID、パスワードを入力して認証を受けなければならないのは、運用者・利用者の双方にとってID管理の負担が大きく非効率的である。

 この状況を解決するための方法に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 複数のサーバ機能による各サービスの利用者認証を、利用者ごとにひとつのIDとパスワードの組み合わせで行う仕組みが【 A 】である。

 この仕組みは、サーバ機能によるサービスの利用時だけではなく、社内の【 B 】に【 C 】を接続して利用する際の認証にも利用することができる。
 この仕組みを社内で導入するには、【  D 】をサーバマシン上で運用する必要がある。

【解答郡】
(ア) A:シングルサインオン B:LAN C:プリンタ D:LinuxとApache
(イ) A:シングルサインオン B:無線LAN C:PCやスマートフォン D:RADIUSとLDAP
(ウ) A:マルチセッション B:VPN C:プリンタ D:LinuxとLDAP
(エ) A:マルチログイン B:無線LAN C:POS端末 D:ApacheとRADIUS

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設問7

 近年、最新のWeb技術を有効に利用して、広告活動や各種の公示活動を魅力あるものにしようという動きが活発になりつつある。Webコンテンツの作成技術に関する記述として最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) Webページに画像を掲載する場合、SVG、JPEG、GIFなどのラスタ形式の画像フォーマットを使うよりも、TIF、PNGなどのベクタ形式のものを使った方が拡大した場合などに画像が劣化しない。
(イ) Webページの記述言語であるHTML5は、PCあるいはスマートフォン向けのすべてのブラウザに対応していることから、Webページの記述は今後HTML5で行う方が良い。
(ウ) 繰り返し自社のWebページを閲覧してもらうようにするためにはUI/UXが重要である。
(エ) 現実世界をコンピュータ技術で拡張してWebページに表示する技術を総称してAIと呼ぶ。

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設問8

 

  リレーショナルデータベース(RDB)では定義された複数の表に様々なデータを格納して処理を行う。下記のようなA表とB表がある場合、参照の完全性(参照整合性ともいう)を保つために必要な事柄として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


【解答郡】
(ア) B表の外部キーの値には重複や空の値があってはならない。
(イ) B表の外部キーの値はA表の主キーに存在しなければならない。
(ウ) B表の行は削除できるが、A表の行は削除できない。
(エ) 商品に関するデータが未登録であった場合、B表にデータ入力を行う。

 

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設問9

 多様な入力機器の発達、コンピュータ処理の多方面への進展により、ビッグデータと呼ばれる多様で大量のデータを扱うことが多くなった。そのような時代の要請に対応するデータベース技術に関する記述として最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) RDBでは、ひとつのデータベースを複数のコンピュータで分散して管理する機能はないので、ビッグデータのような多様で大量のデータは扱えない。
(イ) XMLデータベースとは、XMLの階層構造をRDBの階層構造にマッピングして利用するデータベースである。
(ウ) キーバリューデータベースは、データの構造や属性を決めるスキーマ設計をしなくても使える。
(エ) ビッグデータに適したNoSQLデータベースと呼ばれるものは、RDBと区別するためにその呼び名を用いているが、データ検索にはRDBと同じようにSQLを使う。

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設問10

  コンピュータやスマートフォン、あるいは通信機能を備えた周辺機器をLAN環境で利用するために、それらの機器にマシン名やアドレスを割り振るなどの管理が必要である、アドレスにはMACアドレスやIPアドレスがあるが、後者は従来のIPv4に加え、より広いアドレス空間を持つIPv6も利用されている。

 このアドレス管理に関する記述として最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) IPv4のIPアドレスは32ビットからなり、前半のネットワーク部と後半のホスト部から構成される。CIDR表記では、例えば、211.11.0.1/16のように、/ 以下にネットワーク部のビット数を記す。
(イ) IPv6ではIPアドレスは128ビットからなり、IPv4との互換性を保つために、先頭から1〜80ビットはゼロ、81〜96ビットは1とし、残りの32ビットにIPv4のアドレスを入れるIPv4互換アドレスという方法を採用している。
(ウ) IPv6ではIPアドレスは128ビットからなり、ブレフィックスとインタフェースIDにより構成される。インタフェースIDがIPv4のネットワーク部に該当する。
(エ) MACアドレスは64ビットからなり、先頭の24ビットが製品固有の番号、残りの40ビットに製造メーカ番号が割り当てられ製造メーカから出荷される。

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