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平成27年度1次試験問題:経営情報システム

設問1

 各種業務処理を行ううえでパーソナルコンピュータ(PC)の重要度が増す中、業務内容に適した機器構成を検討することは重要である。これに関する記述として最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) HDDとは異なりSSDは、OSのインストールができないため起動ドライブとしては使えない。
(イ) PCにグラフィックボードを付ける場合、IDEインタフェースに装着する。
(ウ) PCには、処理速度を向上させるために、メモリモジュールを複数枚組み合わせて利用できるものがある。
(エ) マザーボード上のCPUソケットの形状は標準化されているので、処理速度の速いどのようなCPUへの交換も可能である。

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設問2

  最近では液晶パネルが様々な種類のコンピュータ用ディスプレイやスマートフォン等に使用されている。液晶パネルには動作原理が異なる数種類の製品があり、その選択に当たっては、業務における利用目的に合った画面の表示能力や描画速度を有しているか等に注意を払わなければならない。特に商品の写真や動画を扱う場合などは、正確な色を再現することができる特性を備えた製品を選択する必要がある。
液晶パネルに関する以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 液晶パネルでは、電荷を与えて液晶の並びを変化させることで光の【 A 】を変えているので、正面以外の角度からパネルを見ると正しい色や輝度が表現できず画面が見にくいが、この特性を改良した製品も販売されている。
液晶パネルの中で、【 B 】方式のパネルは、比較的応答速度が速く、光漏れが少ないので黒がはっきりと表現できるが、正面以外の角度からは見にくい。
一方、【 C 】方式のパネルは正面以外の角度からの見え方が比較的良好で色の再現性は良いが、光漏れの発生度合いが大きくコントラスト比を高くしにくく、応答速度の高速化も難しい。
液晶ディスプレイは色強度、コントラストなどが調整できるようになっているが、商品の写真や動画などの色を正確に表現するためには、【 D 】を考慮した調整が可能なカラーマネジメント機能を備えたものを使用する必要がある。

【解答郡】
(ア) A:透過率   B:IPS   C:TN   D:カラーバランス
(イ) A:透過率   B:TN   C:IPS   D:色温度
(ウ) A:反射率   B:TN   C:VA   D:カラーバランス
(エ) A:反射率   B:VA   C:TN   D:色温度I

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設問3

  業務等に利用する各種のアプリケーションプログラムの実行が円滑に行われるように、コンピュータには様々な仕組みが組み込まれている。しかし、コンピュータの種類によってそれらの仕組みの装備状況が異なり、機能にも能力差があるので仕組みの内容を理解することも必要である。

 

コンピュータの仕組みに関する以下の@〜Cの記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

@ 主記憶装置の記憶領域において、実行中のプログラムが使用しなくなった領域のうち断片化したものを整理し、連続して利用可能な記憶領域を確保すること。
A コンピュータが仮想記憶の仕組みを備えている場合、主記憶装置と補助記憶装置の間でデータの入れ替えを行うこと。
B 演算装置の処理能力に比べて大幅に処理が遅い装置に対するデータの入出力処理において、データを一時的に補助記憶装置等に保存して処理することで、コンピュータの処理効率を向上させること。
C 半導体の記憶装置を実装したハードディスクで、使用頻度が高いデータを半導体記憶装置に記憶させ、低速の磁気ディスクからの読み出し回数を減少させて処理の高速化を図ること。
【解答郡】
(ア) @:ガーベージコレクション A:スワッピング
  B:ファイルダンプ C:キャッシング
(イ) @:ガーベージコレクション A:ホットスワップ
  B:スプーリング C:ページング
(ウ) @:コンパクション A:スワッピング
  B:スプーリング C:キャッシング
(エ) @:コンパクション A:ホットスワップ
  B:ファイルダンプ C:ページング

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設問4

 PCには多様なソフトウェアが使われている。ソフトウェアに関する記述として最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) デバイスドライバとは、PCに接続される周辺機器を制御するためのソフトウェアである。
(イ) ファームウェアとは、OSの一部分を指し、接続される周辺機器と通信するためのソフトウェアである。
(ウ) ミドルウェアとは、OSの中核となって機能するソフトウェアである。
(エ) ユーティリティプログラムとは、アプリケーションプログラムの総称である。

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設問5

 

商品売上高を示したデータが下記のように、表計算ソフトウェアのシート中のA〜C列に入力されている。
D列に示したような、売上高が多い順の順位を求めたい。同じ値が複数ある場合は同じ順位を与え、次の大きさの値には重複した分を飛ばした順位を与える。
 このために、条件に一致した値の個数を数えるのにCOUNTIF文を利用して順位を求める式を考え、その式をD2のセルに入力する。D2の式を下の行に複写して、D列のような順位を求めたい。
 COUNTIF文を用いたD2のセルに入る式として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
 ただし、COUNTIF文、&の使用法は以下のとおりである。

  • COUNTIF(対象範囲, 条件式):対象範囲のうち、条件式に記述した内容を
    満たすセルの個数を返す関数
  • &:文字列の連結
【解答郡】
A:@ =COUNTIF(C$2:C$7,"<"&C2)+1
A:@ B:二分探索法
A:A B:線形探索法
A:A B:二分探索法

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