トップページ財務・会計トップページ過去問題 >平成21年度問題

平成21年度1次試験問題:財務・会計

設問16

 C社では、工場拡張投資を計画中である。この投資案の初期投資額は、4,000万円である。計画では、この投資により今後毎年売上高が2,400万円増加し、現金支出費用が1,200万円増加する。この投資物件の耐用年数は5年であり、残存価額はゼロである。減価償却法として定額法を用いており、実行税率は50%であるとする。なお、運転資金の額は変化しないものとする。
  資本コストが10%であるとき、この投資案の正味現在価値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:万円)。なお、現価係数は下表のとおりである。

複利現価係数(10%、5年) 年金現価係数(10%、5年)
0.62 3.79

 

【解答群】
(ア) 548
(イ) −210
(ウ) −280
(工) −900

解答を確認する

設問17

 リスク資産に加え、リスクフリーレートで自由に借り入れと貸し出しができる場合、投資機会集合の効率的フロンティアを表す曲線として最も適切なものを下記の解答群から選べ。

【解答群】
(ア) 曲線ABC
(イ) 曲線ABE
(ウ) 曲線DBC
(工) 曲線DBE

解答を確認する

設問18

 株式Gの投資収益率について、以下のデータが得られている。このとき、株式Gのベータ係数として、最も適切な値を下記の解答群から選べ。

 標準偏差マーケット・ポートフォリオとの共分散
株式G20%0.015
マーケット・ポートフォリオ10%0.01
【解答群】
(ア) 0.15
(イ) 0.3
(ウ) 0.75
(工) 1.5

解答を確認する

設問19

 次の図は、ヨーロピアンタイプのオプション取引を行ったときの損益図表を示している。この図と以下の文章から、下記の設問に答えよ。

 この図で示される実線@は【 A 】の損益を示しており、破線Aは【 B 】の損益を示している。この図から分かるように、【 A 】の最大損失は【 C 】に限定されるが、【 B 】の損失は、決済時の原資産の価格によって無限になる可能性をもっている。

(設問1)
  文中の空欄AとBに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) A:コールオプションの売り手 B:コールオプションの買い手
(イ) A:コールオプションの買い手 B:コールオプションの売り手
(ウ) A:プットオプションの売り手 B:プットオプションの買い手
(工) A:プットオプションの買い手 B:プットオプションの売り手

(設問2)
  文中の空欄Cに入る用語として、最も適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) オプション契約時における原資産価格
(イ) オプション決済時における原資産価格
(ウ) オプションプレミアム
(工) 権利行使価格

解答を確認する

設問20

 次のZ社の資料と文章に基づいて、下記の設問に答えよ。

(資 料)
売  上  高20億円 
税引後当期利益1億円 
当期支払配当総額1,000万円 
純 資 産 額10億円 
発行済株式数100万株 
株     価1,500円 

上の資料から、Z社のPERは【 A 】倍と計算され、また、PBRは【 B 】倍と計算される。

(設問1)
  文中の空欄Aに入る値として、最も適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) 2
(イ) 10
(ウ) 15
(工) 20

(設問2)
 文中の空欄Bに入る値として、最も適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) 0.75
(イ) 1.5
(ウ) 15
(工) 150

解答を確認する

Copyright(C)Katana All right reserved.