平成20年度1次試験問題:財務・会計
        
        
          設問21
            次の文章の空欄AとBに入る最も適切な語句の組み合わせを下記の解答群から選べ。ただし、手数料、金利等は考えないこととする。
             現在1ドル105円の為替相場(直物)である。1か月後に決済日が来る1万ドルの債権を有する企業が、1ドル104円で1万ドルのドル売り為替予約(1か月後の受け渡し)を行うとすると、1か月後の為替相場にかかわらず、円手取金を確定できる。このとき、1か月後の為替相場(直物)が108円になると、為替予約をしなかった場合に比べて円手取収入は【 A 】。他方、1か月後の為替相場(直物)が103円になると、為替予約をしなかった場合に比べて円手取収入は【 B 】。
		  
            
              
                【解答群】
              
              
                | (ア) | A:3万円多くなる | B:2万円少なくなる | 
              
                | (イ) | A:3万円少なくなる | B:2万円多くなる | 
              
                | (ウ) | A:4万円多くなる | B:1万円少なくなる | 
              
                | (工) | A:4万円少なくなる | B:1万円多くなる | 
            
	      
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          設問22
           設備投資のキャッシュ・フローを予測する際の説明として、最も適切なものはどれか。
		  
            
              
                【解答群】
              
              
                | (ア) | 貸し付けている土地の貸借契約を解除し、そこに工場建設をする場合、この受取地代を反映させる必要はない。 | 
              
                | (イ) | 新製品投資によって、既存の製品のキャッシュ・フローが減少する場合、減少するキャッシュ・フローは新製品投資のキャッシュ・フローに反映させる。 | 
              
                | (ウ) | 投資の資金調達から生じる支払利息はキャッシュ・フローに反映させる。 | 
              
                | (工) | 未使用の土地に工場建設をする場合、未使用の土地は簿価で評価して投資額に反映させる。 | 
            
	      
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          設問23
           投資の経済性計算に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
          
		  
            
              | a | 内部収益率は、投資案の正味現在価値をゼロとする割引率である。 | 
            
              | b | 内部収益率は、投資案の割引キャッシュ・フローの和をゼロとする割引率である。 | 
            
              | c | 収益性指数は、投資案の正味現在価値をその投資額で除して求められる。 | 
            
              | d | 回収期間法は、回収後のキャッシュ・フローを無視している。 | 
            
              | e | キャッシュ・フローが、当初マイナスでその後プラスになる投資案の場合、その正味現在価値は割引率が大きくなるほど大きくなる。 | 
          
		  
            
              
                【解答群】
              
              
                | (ア) | aとbとd | 
              
                | (イ) | aとcとd | 
              
                | (ウ) | bとcとe | 
              
                | (工) | bとdとe | 
            
	      
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          設問24
           投資額500万円を必要とし、経済命数5年、各年度の減価償却費100万円の投資案の税引後キャッシュ・フローが220万円と予想されている。この投資案の税引後会計的投資利益率を算出するとき、最も適切な税引後利益額はどれか(単位:万円)。ただし、実効税率40%とし、減価償却費以外の費用および収益はすべてキャッシュ・フローとする。
		  
            
              
                【解答群】
              
              
                | (ア) | 120 | 
              
                | (イ) | 132 | 
              
                | (ウ) | 280 | 
              
                | (工) | 320 | 
            
	      
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          設問25
           初期投資額400万円を必要とする投資案(経済命数2年)の第1年度のキャッシュ・フローの現在価値が200万円となる確率が0.5、300万円となる確率が0.5と予測されている。
              第1年度に200万円のキャッシュ・フローの現在価値が生じた場合に、第2年度のキャッシュ・フローの現在価値が300万円となる確率が0.5、400万円となる確率が0.5と予測されている。
              また、第1年度に300万円のキャッシュ・フローの現在価値が生じた場合に、第2年度のキャッシュ・フローの現在価値が300万円となる確率が0.5、400万円となる確率が0.5と予測されている。
              この投資案についての記述として最も適切なものはどれか。          
		  
            
              
                【解答群】
              
              
                | (ア) | 正味現在価値が100万円となる確率は0.5である。 | 
              
                | (イ) | 正味現在価値が300万円となる確率は0.5である。 | 
              
                | (ウ) | 正味現在価値の期待値は200万円である。 | 
              
                | (工) | 正味現在価値の期待値は300万円である。 | 
            
	      
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