平成19年度1次試験解答:運営管理
設問16
解答:ウ
定量発注方式とは、在庫量が一定の量(発注点)に達した場合、あらかじめ設定した一定量(経済的発注点)を発注する方式である。
(ア) | 一定の発注点と発注量に対し、需要量変動が増加すると、年間の品切れ量は、減少する。 →×:一定の発注点と発注量に対し、需要量変動が増加すると、年間の品切れ量は、増加する。 |
(イ) | 一定の発注点と発注量に対し、納入リードタイムが短くなると、年間の品切れ量は、増加する。 →×:一定の発注点と発注量に対し、納入リードタイムが短くなると、年間の品切れ量は、減少する。 |
(ウ) | 一定の発注点に対し、発注量を増加させると、年間の品切れ量は、減少する。 →○:一定の発注点に対し、発注量を増加させると、在庫量は増加する。その結果、年間の品切れ量は、減少する。 |
(工) | 一定の発注量に対し、発注点を高くすると、年間の品切れ量は、増加する。 →×:一定の発注量に対し、発注点を高くすると、年間の品切れ量は、減少する。 |
設問17
解答:エ
解説省略
設問18
解答:ア
自己回帰モデルは傾向変動のある需要系列の予測モデルではない。
設問19
解答:ウ
(ア) | 加工温度は、加工プロセスの重要な評価項目である。 →○:加工温度は、重要な管理指標・評価項目である。 |
(イ) | 加工によって生じる副産物の状態とその処理性の良否は、加工における評価対象となる。 →×:副産物の状態を管理することは、以上の発見にも役立つ重要な管理項目である。 |
(ウ) | 長さ、重さ、時間、温度のうち、現在、最も正確に測定できるのは、長さである。 →×:最も正確に測定できるのは、時間である。 |
(工) | マイクロメータは、工作物の寸法を測定するのに使用される。 →○:マイクロメータとは、微少な変位量をねじの回転角により拡大する機構を有する測定器のことである。工作物の寸法を測定するのに使用される。 |
設問20
解答:ア
(ア) | セル型レイアウトでは、GTの原理を適用して類似工作物がグループ化される。 →○:セル型レイアウトでは、GT (Group technology)の原理に従いグループ化した工作物(部品ファミリー)を間欠生産形態で作る。 |
(イ) | セル型レイアウトでは、類似機械がまとめて配置される。 →×:セル型レイアウトでは、加工方法などの類似性に着目してグループ化されるため、異なる機械をまとめて配置する。 |
(ウ) | セル生産方式は、多能工を必要としない生産方式である。 →×:セル生産方式は、1人、または少数の作業者チームで製品の組み立て工程を完成(または検査)まで行う。ライン生産方式などの従来の生産方式と比較して、作業者一人が受け持つ範囲が広いのが特徴。 |
(工) | セル生産方式は、高価な設備が必要な場合に適した生産方式である。 →×:セル生産方式は、高価な設備が必要な場合には適さない。高価な設備が必要な場合には、ライン生産方式または機能別レイアウトを使用するべきであろう。 |