平成13年度1次試験問題:運営管理
設問1
生産計画に関する次の文中の空欄に適切な用語を下記の解答群から選べ。
生産計画には、機械・設備や作業者の確保、資材の調達、手順計画、 【解答郡より選択】など がある。
【解答群】
(ア)現品管理
(イ)工数計画
(ウ)財務管理
(エ)資金計画
設問2
見込み生産方式の特徴として適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
(a)注文の都度、生産を行い、製品を納入する。
(b)注文の都度、製品設計を最初から行う必要はない。
(c)生産の平準化を図りやすい。
(d)繰り返して生産を行うことが少ない。
【解答群】
(ア)a とb
(イ)b とc
(ウ)b とd
(エ)c とd
設問3
次のa、b、c の記述の特徴に適したレイアウト方式は、下記の解答群のア〜エのう ちどれか。
(a)大型の製品や重量物の生産を行う場合に利用され、作業者の移動が多い。
(b)少品種多量生産に利用され、作業者の移動は少ない。
(c)製品の加工経路が異なる場合に利用され、製品の移動経路も複雑になりやすい。
【解答群】
a b c ア 固定式レイアウト 機能別レイアウト 製品別レイアウト イ 製品別レイアウト 固定式レイアウト 機能別レイアウト ウ 固定式レイアウト 製品別レイアウト 機能別レイアウト エ 製品別レイアウト 機能別レイアウト 固定式レイアウト
設問4
ある製品を1つのラインを用いて生産している。そのラインには5つの工程があり、 それぞれの工程では作業者が1人ずつ配置されて作業を行っている。 各工程に負荷さ れた作業時間はそれぞれ、12分、15分、10分、11分、12分である。 また、このラインは16分間隔で物が次の工程に進む。
ライン編成効率に最も近い値はどれか。
【解答群】
(ア)20%
(イ)25%
(ウ)75%
(エ)80%
設問5
次の標準時間に関する記述の空欄に適切な用語を、下記の解答群から選べ。
人間の作業を、それを構成する基本動作にまで分解し、その基本動作の性質と条件に応じて、あらかじめ決められた基準となる時間値から、その作業時間を求める方法 を【 設問 】という。
【解答群】
(ア)稼働分析
(イ)時間研究
(ウ)実績資料法
(エ)PTS 法
設問6
次の有効在庫量を示す式の空欄に、適切な用語の組み合わせを下記の解答郡から選 べ。
有効在庫量= 【A】 − 【B】 + 【C】
【解答群】
(ア) A:手持在庫量 B:引当量 C:発注残 (イ) A:手持在庫量 B:安全在庫量 C:引当量 (ウ) A:発注残 B:手持在庫量 C:安全在庫量 (エ) A:安全在庫量 B:引当量 C:発注残
設問7
QC 手法で用いられる項目について、適切なものの組み合わせを下記の解答群から 選べ。
(a)層別とは、母集団をいくつかの層に分割することであり、層は相互に共通部分を 持っても良い。
(b)特性要因図は、特定の結果と原因系の関係を系統的に表した図である。
(c)パレート図は、項目別に層別して、出現度数の大きさの順に並べるとともに、累積和を示した図である。
(d)管理図には必ず上側管理限界線と下側管理限界線を引く。
【解答群】
(ア)a とb
(イ)a とc
(ウ)b とc
(エ)c とd
設問8
総合的品質管理に関する記述について、適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
(a)統計的手法を採用した品質管理であることから、TQC と呼ばれる。
(b)企業の全員の参加と協力のもとで進められる品質管理である。
(c)QC サークル活動も総合的品質管理の一部であると解釈できる。
(d)全社的品質管理とは目的が異なる。
【解答群】
(ア)a とb
(イ)a とc
(ウ)b とc
(エ)c とd
設問9
計画期間内で需要が一定の場合に、経済的発注量を求める次式の空欄A とB に、 適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。経済的発注量=√ 【A 】/【 B】
【解答群】
(ア)
A:2×1期当たりの推定所要量×1回当たりの発注費用
B:1個1期当たりの保管費用
(イ)
A:2×1個1期当たりの保管費用
B:1期当たりの推定所要量×1回当たりの発注費用
(ウ)
A:1回当たりの発注費用
B:2×1期当たりの推定所要量×1個1期当たりの保管費用
(エ)
A:1個1期当たりの保管費用×1回当たりの発注費用
B:2×1期当たりの推定所要量
設問10
在庫管理におけるABC 分析に関する記述について、適切なものはどれか。
【解答群】
(ア)定期発注方式では、経済的発注量を決めることが大切である
(イ)A品目に対しては定期発注方式をとるのがよい。
(ウ)ABC 分析ではC 品目を最も重点的に管理しなければならない。
(エ)B品目に対しては、ダブルビン方式をとるのが最適である。