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平成26年度1次試験問題:経営情報システム

設問11

 情報ネットワークの構築において、通信技術や通信プロトコルは重要な役割を演じる。それらに関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) CSMA/CD方式で通信を行う場合、複数の発信元が同時に情報を送信してパケット衝突が発生すると、それ以降、それらの発信元は情報を発信できなくなる。
(イ) TCP/IPは、MACアドレスと呼ばれる情報機器固有の番号を用いて通信する方式である。
(ウ) 電話回線によるシリアル通信で使われていたプロトコルを発展させたものが、インターネットのプロトコルである。
(エ) トークンリングは、トークンと呼ばれる信号を高速で周回させ、それを利用して通信を行う方式である。

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設問12

 コンピュータを会社内のLANに接続し、インターネットを利用する場合、LAN接続に必要な項目の設定作業を行わなければならない。社内LANにおいてDHCPサーバが稼動している場合は、LAN接続に必要な設定項目をこのサーバから受け取り自動的に完了させることもできる。
 DHCPサーバが稼動しているか否かにかかわらず、LANに接続するのに設定が必要な項目を列挙したものとして最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) MACアドレス DNSサーバのIPアドレス
  プロキシサーバのIPアドレス サブネットマスク
(イ) MACアドレス ポート番号
  ルータのIPアドレス コンピュータ名
(ウ) 当該コンピュータのIPアドレス DNSサーバのIPアドレス
  デフォルトゲートウェイのIPアドレス サブネットマスク
(エ) 当該コンピュータのIPアドレス ポート番号
  コンピュータ名 SSID

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設問13

 企業経営において情報システム(IS)の有用性は益々高まりつつある。政府も高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部を設け、様々な政策の検討に入るとともに、「政府CIOポータル」サイトを設置して、わが国が世界最高水準のIT利活用社会になることを目指している。

 このポータルサイトでは、一般的にはCIOは「組織におけるイノベータであり、マーケティングから組織内外の情報流通まで含む知識基盤を支える重要な役割」を担うものとしている。 このポータルサイト内でCIOに必要となる知識体系とされているものに関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) IS戦略・ITガバナンスにかかわる知識とは、IT投資理論、組織・人材育成、IT技術変革潮流、ITリスク管理にかかわる知識である。
(イ) 業務・プロセス改革にかかわる知識とは、ISの個別プロジェクトの目的の達成に求められる計画の立案・実行にかかわる知識である。
(ウ) 経営戦略にかかわる知識とは、ISの適切な調達を行うために求められる調達戦略立案、外部委託先管理等にかかわる知識である。
(エ) 情報活用戦略にかかわる知識とは、企業に蓄積された情報や情報技術を活用したビジネスモデルの変革を担うために必要となる知識である。

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設問14

 法務省の電子認証登記所が発行する、オンライン申請に際して必要な電子証明書に関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) 電子証明書の証明期間は3か月から36か月まで任意に選択できる。
(イ) 電子証明書発行の申請地にかかわらず、東京法務局が電子認証登記所になる。
(ウ) 登記官の自己署名証明書ハッシュ値はMD5で計算されている。
(エ) 登記官の電子署名は3年ごとに更新される。

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設問15

 近年注目されているシステム開発手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答郡】
(ア) エクストリームプログラミングは、システムテストを省くなどしてウォーターフォール型システム開発を改善した手法である。
(イ) エンベデッドシステムは、あらかじめインストールしておいたアプリケーションを有効に利用してシステム開発を行う手法である。
(ウ) オープンデータは、開発前にシステム構想およびデータをユーザに示し、ユーザからのアイデアを取り入れながらシステム開発を行う手法である。
(エ) スクラムは、開発途中でユーザの要求が変化することに対処しやすいアジャイルソフトウェア開発のひとつの手法である。

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