平成23年度1次試験問題:運営管理
設問26
食料品等の日常の買い物が困難な状況におかれる人々が増加している。これらの人々を一般に「買い物弱者」という。このような状況が発生した背景として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 商圏人口が減少したことによって、中小小売業だけでなく大規模小売業においても経営が成り立ちにくくなったこと。 (イ) 地域公共交通機関の廃止や運行の本数の削減により、交通機能が弱体化したこと。 (ウ) 中小小売業者の高齢化や後継者難などにより、閉店する店舗が増加したこと。 (工) 日本の食料品自給率が、他の先進国に比べて低いこと。
設問27
インターネットの普及に伴って、商品の仕入れなどに電子商取引が活用されるようになった。複数の売り手と複数の買い手が参加する電子商取引市場であるe-マーケットプレイスに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) e-マーケットプレイスでは、買い手は複数の売り手の価格を比較できる。 (イ) e-マーケットプレイスは、スポット取引に向いていない。 (ウ) e-マーケットプレイスへの参加は、買い手にとっての取引機会の拡大につながる。 (工) e-マーケットプレイスへの参加は、調達コスト削減につながる。
設問28
PI(Purchase Incidence)値に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) PI値は、顧客ロイヤルティの分析に役立てることができる。 (イ) PI値は、商品のライフサイクルの判断に役立てることができる。 (ウ) PI値は、店舗間で比較することによって、売り場の改善に役立てることができる。 (工) ある商品のPI値が判明している場合、来客数の予測に基づいてその商品の販売数量を予測することができる。
設問29
ある小売店では、当月売上高予算250万円、年間売上高予算2,400万円、年間予定商品回転率が6回転である。この場合に、基準在庫法によって月初適正在庫高を算出するといくらになるか。最も適切なものを選べ。
【解答群】 (ア) 400万円 (イ) 450万円 (ウ) 500万円 (工) 600万円 (オ) 650万円
設問30
次の文中の空欄に入る最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ある店舗のTシャツの売価は、500円、980円、1,200円、1,980円、2,500円であり、1カ月当たりの販売点数はそれぞれ、25点、30点、28点、35点、18点であった。このとき、プライスポイントは【 】である。
【解答群】 (ア) 5つ (イ) 28点 (ウ) 500円〜2,500円 (工) 1,200円 (オ) 1,980円