トップページ運営管理トップページ過去問題 >平成20年度問題

平成20年度1次試験問題:運営管理

設問16

 ある工程では、一定の生産速度5 (個/時)で、一定の速度4 (個/時)で到着する需要を満たすため、間欠的にロット生産を行っている(下図参照)。生産に必要な材料は専用容器に収容され、工程に供給される。空になった容器に材料を収容し、工程に供給するのに必要な時間は4 (時/回)であるとする。容器の収容数(個)をできるだけ小さくしたい。
容器の数を1つとしたとき、容器の最小収容数に最も近い値を下記の解答群から選べ。

【解答群】
(ア) 70
(イ) 80
(ウ) 90
(工) 100

解答を確認する

設問17

 ライン生産方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか

【解答群】
(ア) 各工程の作業時間は、サイクルタイム以下でなければならない。
(イ) サイクルタイムはピッチタイムとも呼ばれ、品物が生産ラインから送り出されていく時間間隔を意味する。
(ウ)
生産ラインの編成効率は、 (ステーション数×サイクルタイム)
作業時間の総和
で計算される。
(工) タクト方式は、すべての工程が同時に作業を開始し、一定時間間隔をもって、品物が一斉に次の工程に移動する方式である。

解答を確認する

設問18

 2つの生産設備M1、 M2が直列に連結されたフローショップ工程で、 5つのジョブの総処理時間を最小にする生産スケジュールについて考える。すなわち、各ジョブは、まず、生産設備M1で処理され次にM2で処理される。ただし、各生産設備は、 1度に1つのジョブしか処理できないものとする。
 各ジョブの各生産設備における処理時間が下表に示されるとき、最小の総処理時間(すべてのジョブの処理を完了するまでの時剛を下記の解答群から選べ。

表 処理時間データ
  M1 M2
ジョブ1 5 5
ジョブ2 6 4
ジョブ3 4 3
ジョブ4 2 8
ジョブ5 5 7
合計 22 27
【解答群】
(ア) 27
(イ) 29
(ウ) 31
(工) 33

解答を確認する

設問19

 外注管理に関する記述として、、最も不適切なものはどれか

【解答群】
(ア) 外注先の負荷状況は、外注先を選定するための重要な基準の1つである。
(イ) 外注したほうがコスト低減になっても、自社で生産可能な場合は必ず内作を利用する。
(ウ) 外注品は、購入側企業の仕様が加えられた品物で、一般市販品と区別される。
(工) 外注を利用する目的には、経営上の危険分散、生産の平準化などがある。

解答を確認する

設問20

 購買管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

【解答群】
(ア) 経済的発注量(EOQ)は、一般に、発注費、在庫保管費および品切れ費の総計を最小にする発注量である。
(イ) 定期発注方式における安全在庫量は、一般に、発注間隔が長くなると多くなる。
(ウ) 定期補充点方式などで用いられる補充点は、発注間隔中の推定需要量として求められる。
(工) 定量発注方式などで用いられる発注点は、調達期間中の推定需要量として求められる。

解答を確認する

Copyright(C)Katana All right reserved.