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平成20年度1次試験解答:運営管理

設問11

解答:エ

生産形態に関する問題である。

  個別生産 ロット生産 連続生産
内容 個々の注文に応じて、その都度1回限りの生産を行う形態

品種ごとに生産量をまとめて複数の製品を交互に生産する形態

同一の製品を一定期間続けて生産する形態
生産量 少ない 多い
生産品種による生産方式 多品種少量生産 中品種中量生産 少品種多量生産
主な生産形態 受注生産 受注生産
見込生産
見込生産
生産方式 ジョブショップ型 ジョブショップ型
フロー型
フロー型
製品の流し方 生産量 少ない 多い
同一作業 繰り返す 繰り返す 1回
生産能率 低い 高い
(ア) 受注生産−多品種少量生産−個別生産
→○:上表より正しい
(イ) 受注生産−多品種少量生産−ロット生産
→○:ロット生産は、個別生産と連続生産の中間的存在であり、生産方式も多品種少量生産、少品種多量生産の双方がある。
(ウ) 見込生産−少品種多量生産−ロット生産
→○:ロット生産は、個別生産と連続生産の中間的存在であり、見込み生産・受注生産の双方がある。
(工) 見込生産−多品種少量生産−連続生産
→×:連続生産は、多品種少量生産には適さない。

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設問12

解答:ウ

 サプライチェーンマネジメントは,資材供給から生産、流通、販売に至る物又は【A:サービス】の供給連鎖をネットワークで結び、販売情報、需要情報などを部門間又は【B:企業間】でリアルタイムに共有することによって、経営業務全体の【C:スピード】及び効率を高めながら満足を実現する経営コンセプトである。

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設問13

解答:イ

次のような手順で行われる。

@インタビュー調査
潜在ニーズの仮説を探り出す。
Aアンケート調査
仮説を定量的に測定する。
Bポジショニング分析
顧客の意向から最適な規格の方向性を見出す。
Cアイデア発想法
ユニークなアイデアを多数創出する。
Dアイデア選択法
アイデアを客観的に評価して有効な少数に絞る。
Eコンジョイント分析
商品の最適な性能を決定する。
F品質表
コンセプトを技術に系統的に統合する。
(ア) アンケート訴査→コンジョイント分析→ポジショニング分析
→×:コンジョイント分析とポジショニング分析の位置が逆である。
(イ) アンケート調査→ポジショニング分析→コンジョイント分析
→○
(ウ) コンジョイント分析→アンケート調査→ポジショニング分析
→×:アンケート調査は最初に行わなければならない。
(工) ポジショニング分析→コンジョイント分析→アンケート調査
→×:アンケート調査は最初に行わなければならない。

 

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設問14

解答:ウ

(ア) 機能設計は、期待する製品の性能を発揮するのに必要な機能とそれらの関連を求め、各機能を実現させる構造を求める活動である。
→○:機能設計とは期待する製品ンお性能を発揮するのに必要な機能とそれらの関連を求め、各機能を実現させる構造を求める活動、またはその構成図のことである。
(イ) コンカレントエンジニアリングは、製品設計と製造、販売などの統合化、同時進行化を行うための方法である。
→○:コンカレントエンジニアリングとは、製品設計と製造、販売などの統合化、同時進行化を行うための方法である。
(ウ) 生産設計は、製品設計で指定した製品品質、生産量、納期を考慮した工程表や工程図を作成し、作業方法および生産設備を選定する活動である。
→×:工程設計は、製品設計で指定した製品品質、生産量、納期を考慮した工程表や工程図を作成し、作業方法および生産設備を選定する活動である。生産設計とは、機能設計の内容について生産に対する容易性・経済性などを考慮して設計する活動またはその設計図である。
(工) 製品設計は、期待する製品の性能を発揮させるために、構成部晶の機能・形状とそれらの関連を決める活動である。
→○:製品設計とは、期待する製品の性能を発揮させるために、構成部晶の機能・形状とそれらの関連を決める活動である。

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設問15

解答:ウ

(ア) 大きなものを加工して、ナノメータのサイズの構造物あるいはナノメータの精度で構造物を作っていく技術は、トップダウンのナノテクノロジーと呼ばれている。
→○:ナノテクノロジーの手法は大きく2つにわけることができる。1つは、物質を原子論的にみた集団的変化の方法論を利用して、微細にこれを再編成する技術をトップダウン方式という。もう1つは、原子や分子をひとつひとつ正確に組み合わせることで新しい機能を持った材料を作っていく方法で、これをボトムアップ方式という。
(イ) 原子や分子を積み重ねて、ナノメータの精度で制御された新しい材料やデバイスを作る技術は、ボトムアップのナノテクノロジーと呼ばれている。
→○:ナノテクノロジーの手法は大きく2つにわけることができる。1つは、物質を原子論的にみた集団的変化の方法論を利用して、微細にこれを再編成する技術をトップダウン方式という。もう1つは、原子や分子をひとつひとつ正確に組み合わせることで新しい機能を持った材料を作っていく方法で、これをボトムアップ方式という。
(ウ) ナノテクノロジーの分野で、生物学と工学の融合を図り、新しい分野の新しい産業を創出していく技術は、バイオインフォマティクスと呼ばれている。
→×:ナノテクノロジーの分野で、生物学と工学の融合を図り、新しい分野の新しい産業を創出していく技術は、バイオテクノロジーと呼ばれている。バイオインフォマティクス (Bioinformatics) とは、応用数学、情報学、統計学、計算機科学などの技術応用によって生物学の問題を解こうとする学問である。生物情報学とも訳される。
(工) ナノメータは、 10億分の1メータを示す長さの単位である。
→○:ナノメートル (nm、1 nm = 10-9m)

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