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平成14年度1次試験解答:中小企業経営・中小企業政策

設問1

解答:ア

2001(平成13)年版中小企業白書  3表 産業別規模別従業者数(民営) (2)企業ベースより

すなわち

建設業 82.8%
サービス業(飲食店を含めない) 73.5%
小売業 63.5%
製造業 62.1%

となる。よって【(ア)a―d―c―b 】が解答である。

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設問2

解答:イ

企業間の密接なネットワークを通じて市場情報・技術情報を入手しやすい。
→○:顔の見える交流により市場情報や技術情報が入手しやすくなる。
競争原理よりも地域内の協調が重視されるために、経営が安定する。
→×:各地域内には競争原理が働く。
高度な分業関係を通じて効率的な生産が可能になる。
→○:企業間の分業関係や競争関係を通じて、個々の企業の能力や地域全体としての能力が高まる。
多数の消費者と近接していることにより、需要の変化に柔軟に対応できる。
→×:多数の消費者と近接していない。
必要な原材料や部品、労働力等の調達が容易である。
→○:特定の地域・地区に多数の企業が集積するので協同仕入・販売が可能である。

よって(イ)aとcとeが解答である。

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設問3

解答:ア

2001(平成13)年版中小企業白書  第151-7図 中小企業性製品輸出動向(円ベース)より

輸出・輸入の金額の多い順に次のようになる。
輸出動向:一般機械器具、化学、繊維
輸入動向:食料品、衣服・その他の繊維製品、木材・木製品

中小企業性製品の輸出金額が最も大きい産業は、一般機械器具産業と化学産業である。
→○:正しい。
中小企業性製品の輸出金額が最も大きい産業は、電気機械器具産業と輸送機械器具産業である。
→×:誤り。

2001(平成13)年版中小企業白書 第151-9図 中小企業性製品輸入動向(ドルベース)より

中小企業性製品の輸入金額が最も大きい産業は、食料品産業と衣服産業である。
→○:正しい。
中小企業性製品の輸入金額が最も大きい産業は、繊維産業と電気機械器具産業である。
→×:誤り。

よって(ア)aとcが解答である。

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設問4

解答:ア(aとc)

2001(平成13)年版中小企業白書  14表 生産性関連指数の推移(全産業)より

中小企業の資本生産性は大企業の資本生産性を一貫して上回っている。
→○:正しい。
中小企業の資本生産性は大企業の資本生産性を一貫して下回っている。
→×:誤り。

2001(平成13)年版中小企業白書   第111-14図 労働分配率の推移(全産業)より

中小企業の労働分配率は大企業の労働分配率を一貫して上回っている。
→○:正しい。
中小企業の労働分配率は大企業の労働分配率を一貫して下回っている。
→×:誤り。

よって解答はアである。

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設問5

解答:ア

2001(平成13)年版中小企業白書  第141-3図 規模別借入依存度の推移より

(ア) 中小企業の借入依存度は50%を超えている。
→○:正しい
(イ) 中小企業の借入依存度は大企業のそれの2倍を超えている。
→×:中小企業の借入依存度は大企業より大きいのは正しいが、2倍には達していない。

2001(平成13)年版中小企業白書  第141-2図 規模別の資金調達構造比較(平成11年度)

(ウ) 中小企業の資金調達は長期借入金よりも短期借入金に依存している。
→×:×:中小企業の資金調達は長期昔入金に依存している。
(エ) 中小企業の総資本に対する負債の比率は大企業のそれの2倍を超えている。
→×:中小企業の負債比率は86.9%(100−13.1(自己資本)=86.9)、大企業の負債比率は71.4%(100−28.6(自己資本)=71.4)である。中小企業の負債比率は大企業より大きいのは正しいが、2倍には達していない。

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