POSシステム(Point Of Sales)
POSシステムとは、商品の販売・支払いが行われるその場(point of sales)で、その販売データ(品名、数量、販売時刻など)を収集することで、販売動向を把握する仕組み。
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POSシステムの利点
データをリアルタイムに把握できる
「いつ・どの商品が・どんな価格で・いくつ売れたか」を経営者側が把握しやすく、リアルタイムで売れ行き動向を観察できる。
レジ業務の効率化
レジ業務のスピードや正確さが著しく向上し、清算業務を効率化できる。
店内業務の効率化
現在では、ほとんどの商品にバーコードが付与されているため、POSを導入すれば1つひとつの商品に値札をつける必要がなくなる。
POSに関するキーワード
過去に出題されたPOSに関する用語の説明をする。
PLU(Price Look Up)
取り扱い商品の商品コードと価格、商品名との対応テーブルのこと。ストアコンピュータ(POSシステムが稼動しているコンピュータ)内にある。
JANなどは、バーコードに商品コードは存在するが、価格情報は存在しない。そのためにレジでスキャンした際に、読込んだ商品コードを元に価格を紹介する必要がある。
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PI(Purchase Incidence値)
PIは、Purchase Incidenceの略で、POSデータ分析に用いられる代表的な指標である。
Purchaseは購入、Incidenceは発生率のことであり、ある一定の顧客の中で当該商品を購入する確率を表す指標である。
代表的なPI値には金額PIと数量PIがあり、以下のように算出される。
数量PI=総販売点数÷レジ通過客数(1,000人単位)
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FSP(Frequent Shoppers Programanalysis)
高い頻度で来店する顧客に注目し、その階層に応じてプロモーションを展開する手法である。
顧客にIDカードを持たせ、顧客の購入実績に応じた値引きやインセンティブの提供などを行なう。
ポイントカードやマイレージなどがそれに該当する。
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