平成24年度1次試験解答:運営管理
設問11
解答:ウ
- 品切れ量は、「需要量−仕入れ量」で示される。
- 本文より、次のことが分かる。したがって、品切れを起こすのは需要量が4個以上の場合に生じることが分かる。
・日々の需要量は、過去の実績から、平均が3個
・日々の仕入量を3個に設定した
- 4個〜9個までの需要量に発生確率を乗じた期待平均品切れ量を算出する。
需要量4個: 品切れ量1個×発生確率0.14 =0.14個 需要量5個: 品切れ量2個×発生確率0.07 =0.14個 需要量6個: 品切れ量3個×発生確率0.05 =0.15個 需要量7個: 品切れ量4個×発生確率0.04 =0.16個 需要量8個: 品切れ量5個×発生確率0.02 =0.10個 需要量9個: 品切れ量6個×発生確率0.01 =0.06個 - 期待平均品切れ量の総和を求める。
0.14個+0.14個+0.15個+0.16個+0.10個+0.06個=0.75個
設問12
解答:ア
(ア) | 観測値を用いて工程を管理状態に保持するために、解析用管理図を用いる。 →×:解析用管理図とは、「既に集められた観測値によって工程が統計的管理状態であるかを評価するための管理図」である。観測値を用いて工程を管理状態に保持するために、管理用管理図を用いる。 |
(イ) | 群の大きさに対する不適合品数の割合を用いて工程を評価するために、p管理図を用いる。 → ○:正しい |
(ウ) | 群の標準偏差を用いて工程の分散を評価するために、s管理図を用いる。 → ○:正しい |
(工) | サンプルの個々の観測値を用いて工程を評価するために、X管理図を用いる。 → ○:正しい |
設問13
解答:ア
(ア) | 移動平均法では、データが過去にさかのぼるほど、その重みが増加する。 →×:移動平均法では、データが過去にさかのぼるほど、その重みが減少する。 |
(イ) | 移動平均法の予測精度は、用いるデータの数に影響される。 → ○:正しい |
(ウ) | 指数平滑法では、データが過去にさかのぼるほど、その重みが減少する。 → ○:正しい |
(工) | 指数平滑法の予測誤差は、平滑化定数の値に影響される。 → ○:正しい |
設問14
解答:ウ
解説省略
設問15
解答:イ
ワークデザイン法の手順を、ナドラーは、次の10ステップで説明しています。
- 機能決定
- 理想システムの展開
- 情報収集
- 複数案の提出
- 実行可能案の選択
- システムの詳細設計
- システム設計案の再検討
- システム設計案のテスト
- システムの実施
- 実施評価基準の作成
したがって、
- 【A:機能の決定】
- 【B:理想システムの展開】
- 【C:情報の収集】
- 代案の作成
- 実行可能案の選択