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平成19年度1次試験解答:運営管理

設問6

解答:エ

工程分析は、直接作業のすべての工程を、加工・組立(○)、検査(□)、運搬(→またはo)、停滞(▽)の4つに分類し、加工順序にしたがってそれぞれの記号で記録し、同時にその状況(時間・距離・方法など)を記録していく方法である。すなわち各工程の作業を分類すると次のようになる。

[作業者の動き]
@ 部品を取りに部品棚まで移動する。  
A 部品棚にある部品箱を開け、部品を取り出す。  
B 部品を持って作業ステーションへ移動する。  
C 部品の長さと直径の検査をする。
D 部品を中間製品へ取り付ける。  
E 部品をネジで中間製品へ固定する。
F ネジに塗料を塗る。  
G 塗料が乾くまで待つ。  
H 塗料が乾いたことを確認する。  
I 中間製品を次の作業ステーションへ運ぶ。

よって、 加工・組立(○)は4回使用されている。よって解答はエである。

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設問7

解答:イ

5Sに関する問題である。

5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾のことである。製造現場の5Sを見れば、その向上の生産性や信頼性が分かるといわれる程、重視されている。

(ア) 「気がついたときに、機械についている汚れを拭いている」、これは、「清潔」である。
→×:「気がついたときに、機械についている汚れを拭いている」、これは、「清掃」である。
(イ) 「捨ててよいものと保管しておくものの区別をするために、ルールを作り守るようにした」、これは、「しつけ(躾)」である。
→○:正しい
(ウ) 「机の上にあった書類の中でいらないものを廃棄した」、これは、「整頓」である。
→×:「机の上にあった書類の中でいらないものを廃棄した」、これは、「整理」である。
(工) 「机の上の文房具を取りやすいように並べて立てておくことにした」、これは、「整理」である。
→×:「机の上の文房具を取りやすいように並べて立てておくことにした」、これは、「整頓」である。

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設問8

解答:ウ

設備総合効率とは、JISの定義では、「設備の使用効率の度合いを表わす指標」である。総合効率は次の式で求めることができる。

設備総合効率=時間稼働率×性能稼働率×良品率

よって、

(ア) 時間稼働率
→○
(イ) 性能稼働率
→○
(ウ) 付加価値率
→×
(工) 良品率
→○

となる。解答はウである。

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設問9

解答:ア

最大作業域は手を十分に伸ばして作ることのできる2つの円弧の内側である。 最大作業域は通常作業域と最大作業域を参照して下さい。

最大作業域

よって解答はアである。

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設問10

解答:ア

(ア) 「環境に安全」、「環境に優しい」という「環境主張」は、許されている。
→×:環境ラベル及び宣言−自己宣言による環境主張では、製品 が環境に有益若しくは環境に優しいと大まかにほのめかす環境主張をしてはならない。
例えば、“環境に安全"、“環境に優しい、“地球に優しい"、“無公害"、“グリーン"、“自然に優しい"、
“オゾンに優しい"などの環境主張をしてはならない。
(イ) この規格で規定しているシンボルは、三角形を形成する互いに追いかける三つの曲がった矢の形をしたメビウスループである。
→○:正しい。シンボルは現時点では,メビウスループだけが取り入れられている。
(ウ) 製品、包装またはそれらの構成要素が、生分解して比較的均質で安定な腐植質の物質を生成することをコンポスト化可能という。
→○:コンポスト化とは、有機性廃棄物を分解し、再利用可能な有機肥料へと変換する反応のことである。
(工) リサイクル材料含有率(%)は、(リサイクル材料の質量/製品の質量)×100により算出される。
→○: リサイクル材料含有率(%と)は、製品又は包装中に含有するリサイクル材料の質量比のことである。
次式で求めることができる。
リサイクル材料含有率(%)=(リサイクル材料の質量/製品の質量)×100

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