平成24年度1次試験問題:財務・会計
設問11
損益分岐点分析に関する次の文章の空欄A〜Cに入る用語の組み合わせとして最 も適切なものを下記の解答群から選べ。
損益分岐点売上高の定義より、利益は売上高に対する限界利益と損益分岐点売上 高に対する限界利益の差として求められる。よって、限界利益と売上高との関係か ら、【 A 】と【 B 】および【 C 】との間には、
【 A 】=【 B 】× C 】
という関係がある。
【解答群】 (ア) A:売上利益率 B:安全余裕率 C:限界利益率 (イ) A:売上利益率 B:損益分岐点比率 C:限界利益率 (ウ) A:限界利益率 B:安全余裕率 C:売上利益率 (エ) A:限界利益率 B:損益分岐点比率 C:売上利益率
設問12
当期の資金繰り表の記載項目a〜fのうち、経常外収支の項目として、最も適切 なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a | 受取手形の期日入金 |
b | 現金売上 |
c | 支払手形の期日決済 |
d | 設備投資 |
e | 手形割引 |
f | 未払金の支払 |
【解答群】 (ア) aとb (イ) bとc (ウ) dとe (エ) eとf
設問13
次のデータに基づいて、営業キャッシュフローを求めた場合、最も適切な金額を 下記の解答群から選べ。
売上高:100 百万円
現金支出を伴う費用:50 百万円
減価償却費:15 百万円
実効税率:40 %
【解答群】 (ア) 21 百万円 (イ) 35 百万円 (ウ) 36 百万円 (エ) 45 百万円
設問14
次のデータに基づいて前期から当期の 1 年間における正味運転資本の増減額を計 算した場合、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【解答群】 (ア) 30 百万円の減少 (イ) 20 百万円の減少 (ウ) 6 百万円の増加 (エ) 16 百万円の増加
設問15
内部金融に関する記述として、最も適切なものはどれか。
【解答群】 (ア) 内部金融とは、企業の事業活動によって獲得された自己資本調達であり、利益 の内部留保、企業間信用などから構成される。 (イ) 内部金融とは、企業の事業活動によって獲得された他人資本調達であり、減価 償却、ファイナンス・リースなどから構成される。 (ウ) 内部金融とは、企業の事業活動によって獲得された短期資金調達であり、減価 償却、企業間信用などから構成される。 (エ) 内部金融とは、企業の事業活動によって獲得された長期資金調達であり、利益 の内部留保、減価償却などから構成される。