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平成18年度1次試験解答:経営情報システム

設問21

解答:イ

電子メールに関する問題である。

(ア)ICMP(Internet Control Message Protocol)を用いたHTTPS(HyperText Transfer Protocol Security)通信を利用する。
→×:ICMP(Internet Control Message Protocol)とは、IPのエラーメッセージや制御メッセージを転送するプロトコルである。HTTPSではICMPを用いているわけではない。
(イ)暗号化が必要な情報をネットワーク経由で利用者に通知する場合は、HTTPS通信を利用し、Webページに表示する。
→○:HTTPSはHTTPにSSL機能を加えたものである。
(ウ)利用者からメールサーバへの発信は、POP/IMAP over SSL を利用するように設定する。
→×:メールサーバへの送信はSMTP over SSLを利用する。 POP/IMAP over SSLはメールを受信する。
(エ)利用者へ通知する重要情報は、MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)やPGP(Pretty Good Privacy)などのメール本文暗号化技術を使う。
→×:MIME(Multipurpose Internet Mail Extension)とは電子メールで、各国語や画像、音声、動画などを扱うための規格である。MIMEでは暗号化は行なわれない。

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設問22

解答:エ

(ア)悪意あるホームページを閲覧しただけではウイルスには感染しないが、ウイルスプログラムへリンクしている場合があるので注意しなければならない。
→×:ホームページを閲覧しただけでは感染するウイルスも存在する。
(イ)アンチウイルスソフトは、ウイルスに感染した場合のウイルス除去のためだけに用いられる。
→×:アンチウイルスソフトはウイルス除去機能以外にもファイアウォール機能やポップアップ防止機能なども備えられている。
(ウ)インターネットに接続しただけではウイルスには感染しないので、ウイルスメールにのみ気をつければよい。
→×:ウィルスメールだけでなく、ほーウページ閲覧でも感染するウィルスが存在する。
(エ)メールに添付されるウイルスのファイルの拡張子がjpgなどに偽装されているものもあるので注意しなければならない。
→○:

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設問23

解答:ア

(ア)原本が紙の書類であっても、重要性の低い一部の書類については、スキャナで読み込んで電磁的記録にすれば電磁的記録のみを保存することができる。
→○:重要性が低い一部の書類については、スキャナで読み込んで電磁的記録を保存することができる。ただし重要性の高いものは保存することができない。
(イ)処理の過程で部分的に電子計算機を利用していなくても、最終的な出力が電磁的記録となる場合はすべて、電磁的方式により保存することができる。
→×:処理の全過程で電子計算機を利用していなければならない。
(ウ)電磁的記録の場合、電子計算機出力マイクロフィルム(COM)のみが帳簿として認められる。
→×:電子計算機出力マイクロフィルム(COM)に限定したものではない。ROMやRAMやフロッピーやハードディスクも認められる。
(エ)電磁的方式による帳簿書類を法的に有効にするためには、事後的に所轄の税務署長などの承認を受けなければならない。
→×:電磁的方式による帳簿書類を法的に有効にするためには、事前(3ヶ月前)に所轄の税務署長などの承認を受けなければならない。

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設問24

解答:ウ

当月予測値=前月予測値+0.8(前月実績値−前月予測値)

グラフの特徴としては、

  1. 指数的に増加 → 実績値>予測値になる →ア・イは×
  2. 平滑化指数0.8 → 最近の実績値に近い →ア・エは×
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設問25

解答:ウ

景気の良くなる確率をpとする。

  1. 株式Aの期待値:3p−1(1−p)=4p−1
  2. 株式Bの期待値:1p+0(1−p)=p
  3. これが等しいのだから、4p−1=p ∴p=1/3=0.333333333333・・・→33%
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