平成25年度1次試験解答:運営管理
設問6
解答:ウ
(ア) | 遺伝子組換え:除草剤に耐性のある穀物の生産 →○:遺伝子組換え作物とは遺伝子組換え技術を用いた遺伝的性質の改変によって品種改良等が行われた作物のこと。 |
(イ) | ナノバイオテクノロジー:分子レベルのモータの開発 →○:ナノテクノロジーとバイオテクノロジーが融合した技術領域。 |
(ウ) | バイオインフォマティクス:遺伝子情報を組み合わせた新薬の開発 →×:バイオインフォマティクスは、生命情報科学と訳されることもあり、生物学のデータを情報科学の手法によって解析する学問および技術です。 |
(工) | バイオマス:生物の働きによる環境中の汚染物質の除去 →○:バイオマスとは、エネルギー源として利用できる生物体、また、それらの生物体をそのように利用することを意味します。 |
設問7
解答:エ
(ア) | 誤読率が0.1 % で読取不能の比率が0.2%のシンボルAと、誤読率が0.2%で読取不能の比率が0.1 %のシンボルBとがある場合には、シンボルBを用いる。 →×:誤読率が高いと大きなシステム障害につながるので、システム的には誤読の方が怖い。 |
(イ) | 情報の量が多く、シンボルラベルの面積をできるだけ小さくする場合には、2次元シンボルより1次元シンボルを用いる。 →×:2次元シンボルは、1次元シンボルよりも情報量が多く、情報化密度が高く、面積を小さくすることができる。 |
(ウ) | 部品のラベルに2次元シンボルが使用されている場合には、小型で作業がしやすいペン型のスキャナを用いる。 →×:ペン型のスキャナは主に1次元シンボルで用いられる。 |
(工) | ラベルとスキャナとの距離が数メートル離れている場合には、レーザスキャナを用いる。 →○:レーザースキャナによって離れた地点から読み取り可能となる。 |
設問8
解答:ア
(ア) | 製品の組立作業に必要な設備の多くが高価であるので、一人生産方式を採用することにした。 →×:一人生産方式とは、「一人の作業者が通常静止した状態の品物に対して作業を行う方式である。」 一人生産方式では、製品の組立作業に必要な設備の多くが安価の場合の行う。 |
(イ) | 製品の組立作業要素の数が多く複雑であるので、ライン生産方式を採用することにした。 →○:正しい |
(ウ) | 製品の組立作業要素の数は少ないが作業者の作業時間変動が大きいので、一人生産方式を採用することにした。 →○:正しい |
(工) | 製品の組立作業要素の数が少なく効率の高いライン編成ができないので、一人生産方式を採用することにした。 →○:正しい |
設問9
解答:イ
ライン編成功率 | = | 作業要素時間の総和 |
ステーション数×サイクルタイム |
= | 1400秒×2000個+1450秒×1000個+1450秒×1000個 | |
10ステーション数×150秒×(2000+10000+1000)個 |
= | 0.95(95%) |
設問10
解答:ウ
(ア) | 工場を新設するため、需要量の長期予測を行った。 →○:工場のような大型設備投資を行う場合は、需要量の長期予測を行う必要がある。 |
(イ) | 人員計画を策定するため、需要量の中短期予測を行った。 →○:人員計画は中短期予測が用いられる。 |
(ウ) | 新製品の設備計画を策定するため、需要量の短期予測を行った。 →×:新製品の設備計画を策定する場合は新製品のライフサイクルを念頭に設備投資を検討する必要がある。したがって、一概に短期予測が適しているとは言えない。 |
(工) | 短納期の資材の仕入れ量を決定するため、需要量の短期予測を行った。 →○:短納期の資材の仕入れ量を決定するためには、長期予測は不要であり、短期予測を行う。 |