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平成13年度1次試験解答:運営管理

設問11

解答:イ

MRP(Material Requirements Planning:資材所領量計画)に関する問題である。

【解答群】
(ア)部品構成ではレベル付けを行うが、親品目のレベルは1である。
→×:通常、親品目のレベルは0である。下位品目へ下るに従ってレベル1、レベル2とレベル付けが行なわれる。
(イ)MRP では、部品構成表を作る必要がある。
→○:MPRでは部品構成表を元に総所要量計算が行なわれる。
(ウ)MRP で用いられるバケットと言う概念は、品物のまとまりを表すロットと同じ である。
→×:タイム・バケット(単にバケットと呼ぶこともある)とはタイムフェイズされた時間域(日や週や月の単位に区切って管理する)のことをいう。
(エ)MRP は従属部品について需要予測しなければならない。
→×:MRPは従属部品については需要予測は必要ない。

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設問12

解答:エ

生産技術に関する材料、技術、機械、新技術に関する問題である。

【解答群】
(ア)研削盤は砥石を高速で回転させて研削を行う装置で、精密加工には適していない。
→×:研削盤とは、砥石を回して刃物、きり、フライスの研削および高い高度の材料の精密仕上げを行う工作機械である。
(イ)ボール盤は主として面や溝などの加工に用いる機械である。
→×:ボール盤とは、おもにドリルを使って穴あけ加工をする工作機械である。
(ウ)マシニングセンタは、数値制御方式による複合工作機械であるが、工具の交換は 作業者が行う。
→×:マシニングセンタとは、多数の切削工具を有し、コンピュータ数値制御(CNC)により加工工具の交換、機械加工を自動で行う工作機械である。
(エ)NC 旋盤は一般にタレット式刃物台を持ち、刃物の選択と運動、主軸の回転数制御を全自動で行う。
→○

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設問13

解答:イ

都市計画法に関する問題である。
「特定用途制限地域」を定めることができるのは市長村である。よって解答は(イ)である。

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設問14

解答:ア

建築基準法に関する問題である。

詳細は用途地域用途地域の制限を参照して下さい。
(ア)準住居地域
→○:準住居地域は用途規制において、規模にかかわらず許容してい る
(イ)第1種住居地域
→×:第1種住居地域は、当該用途に供する部分が3,000u以下の場合に限り建築可能である。
(ウ)第1種中高層住居専用地域
→×:第1種中高層住居専用地域は、床面積の合計が500u以内の店舗・飲食店に限り建築可能である。
(エ)第2種低層住居専用地域
→×:第2種低層住居専用地域は、床面積の合計が150u以内の店舗・飲食店などの立地に限り建築可能である。

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設問15

解答:ウ

B 市を基準とした商圏分岐点の距離は次の公式で求めることができる。

問題

上記式を計算すると12kmとなる。解答はウである。

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設問16

解答:エ

店舗機能に関する問題である

(ア)演出機能        関連商品の配置、照明、什器、陳列
→×:演出機能とは、商品の魅力を演出し顧客に対しての購買喚起を促す機能である。関連商品の配置、照明、什器、陳列は選択機能である。
(イ)選択機能        外装、看板、テント
→×:選択機能とは、商品の選択購買性を促す機能である。外装、看板、テントは訴求機能である。
(ウ)訴求機能        空間デザイン、陳列、照明
→×:訴求機能とは、店の存在感を演出し、店舗に気づいてもらう機能である。空間デザイン、陳列、照明は演出機能である。
(エ)誘導機能        店頭、レイアウト、通路
→○:誘導機能とは、店内へ顧客を誘導し、店内に入ってもらうための機能である。

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設問17

解答:エ

販売方法に関する問題である
次の販売方法の組合せが適切である。
高級宝飾店→対面販売
大・中規模の書店→分散レジの方式
小規模の靴店→側面販売
コンビニエンスストア→セルフサービス
よって解答はエである。

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設問18

解答:ウ

レイアウトに関する問題である。

複合施設では、テナント等各店をくまなく回遊させることが最重要課題である。よって動線計画を立てることが最優先の課題である。よってて解答はウである。

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設問19

解答:

ECR(Efficient Consumer Response)に関する問題である。

(c) ECR の対象領域として、品揃え、在庫補充、プロモーション、顧客管理の4つがあげられる。
→ECRでは、以下の4つの領域における改革機会を追求する。

  1. 効率的な品揃え
  2. 効率的なプロモーション
  3. 効率的な商品補充
  4. 効率的な決済

品揃えは1、在庫補充は3、プロモーションは2にあたる。ECRでは、顧客管理は含まない。誤りである。よって解答はウである。

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設問20

解答:ウ

商品投下資本粗利益率(GMROI)に関する問題である。

(a) 売上高の増大によりGMROI を高めることができる。
→○
(b) 商品の有利な仕入や大量仕入れによりGMROI を高めることができる。
→在庫を増加させてしまう可能性のある要因でありGMROIを低下させてしまう。
(c) 値入率の増大によりGMROI を高めることができる。
→○
(d) デッドストックや不良在庫の処分により、GMROI を高めることができる。
→○

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