平成22年度1次試験問題:経営情報システム
設問21
今日では多様な業務をアウトソーシングすることができる。アウトソーシングで利用できる業務やサービスに関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答郡】 (ア) 企業の電話窓口でオペレータが対話的に応答することをIVR(Interactive Voice Response)という。 (イ) 社内スタッフからの業務支援要請を取り次ぐ部門をコンタクトセンタという。 (ウ) 情報設備の新設や移設と設定などを行うサービスをキッティングサービスという。 (エ) 保有するサーバの一部機能を利用者に有料で利用させることをハウジングサービスという。
設問22
中小企業診断士は中小企業経営者を支援して、企業のシステム開発プロジェクトに関与することがある。このようなシステム開発のプロジェクト管理で用いるWBS(Work Breakdown Structure)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
【解答郡】 (ア) WBS作成には、PMBOKが規定した標準作成方法が利用できる。 (イ) 成果物を得るのに必要な工程や作業について記述する。 (ウ) 担当者の分担に基づいて、WBSを作成する。 (エ) プロジェクトの実施段階で、管理資料として作成する。
設問23
複数のサーバから構成される情報システムにおける可用性および可用性を高める技法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
【解答郡】 (ア) 可用性が高いとは、システムの処理結果が一貫していて、いつでも信頼できることである。 (イ) 可用性の指標は平均故障間隔(MTBF)である。 (ウ) 可用性は計画停止時間数を除いて測定する。 (エ) 可用性を高める技法であるフェイルセーフとは、障害が発生したサーバを自動的に切り離して、その処理を他のサーバが引き継ぐことをいう。
設問24
母集団の分布形状は不明であるが、その平均は100で標準偏差が30である場合、ここから無作為に標本1,000個を抽出するときに、その標本の基本統計量に関する説明として最も適切なものはどれか。
【解答郡】 (ア) 標本平均の分散は0.3である。 (イ) 標本平均の分散は0.9である。 (ウ) 標本平均の分布はχ2 (エ) 標本平均の分布形状は母集団と同じになる。
設問25
当社工場で製造した製品100個の全数検査をした。このうち10個にAタイプの欠陥が、6個にBタイプの欠陥があり、以上のうち3個には両方の欠陥があった。この100個の中から無作為に抜き出した製品1個にAタイプの欠陥があったとき、これにBタイプの欠陥もある確率として最も近い数値はどれか。
【解答郡】 (ア) 0.06 (イ) 0.1 (ウ) 0.18 (エ) 0.3