平成21年度1次試験解答:運営管理
設問36
解答:ウ
(ア) | Web-EDIでは、Webサーバーを構築すればよいので、ASPは利用されない。 ⇒×:Web-EDIでは、ASPは利用される。 |
(イ) | Web-EDIでは、XMLという言語を用いたメッセージを送受信するため、メッセージの設定において自由度が限定される。 ⇒×:XMLは利用者がタグを自由に定義できる。そのタグを使って、利用者なりにデータに対して書式や意味づけをすることが可能なため自由度は高い。 |
(ウ) | Web-EDIでは、社内システムと連携する際に手作業が発生する場合が多く、全体としての効率化に必ずしも結び付かないことがある。 ⇒○:正しい。 |
(工) | Web-EDIは、画像データを取り扱うことができない。 ⇒×:Web-EDIは、画像データを取り扱うことは可能である。 |
設問37
解答:ア
(ア) | 問題が起きないように、食品の安全管理を直接的に行うこと。 ⇒×:トレーサビリティとは、農産物や加工食品などの食品が、どこから来て、どこへ行ったか「移動を把握できる」ことである。問題が起きないように、食品の安全管理を直接的に行うことではない。 |
設問38
解答:ウ
個人情報に関して本人の権利や利益を保護するため、個人情報を取り扱う事業者などに一定の義務を課す法律である。
また、個人情報保護法の適用対象となる個人情報取扱事業者とは、過去6カ月以内に5000件を超える個人情報を取り扱っている事業者である。
したがって、
商取引の電子化にともない、データベース化された取引先や顧客の個人情報の利用機会が拡大している。一方で、個人情報の活用だけでなく、個人の権利利益の保護の重要性が指摘されている。このとき、いわゆる個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)に関する次の文中の空欄AとBに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
個人情報保護法の義務規定の対象となる事業者は、その事業の用に供する個人情報データベース等を構成する個人情報によって識別される特定個人の数の合計が過去【A:6か月】以内のいずれかの日において【B:5,000】を超える者である。
となる。よってウが正解である。
設問39
解答:エ
電子マネーは、ネットワーク型とICカード型に大別される場合がある。前者は、あらかじめ用意した専用の電子財布に金額情報を保管しておき、インターネットなどのネットワーク上でのみ使用できるものである。後者は、ICチップに金額情報を入力して使用する。現在では、【A:非接触型IC】を利用したものが主流である。さらに、ICカード型は、あらかじめ金額をチャージしておき、利用の都度、減額される【B:プリペイド方式】と、クレジットカードと連携して、クレジットカードと同様に、利用金額をまとめて請求される【C:ポストペイ方式】に大別される。