平成25年度1次試験問題:経営情報システム
設問11
インターネットが普及した現在、業務の様々な場面で情報資源の所在を確認することやネットワーク機器を識別することが求められる。
以下のA〜Dの情報資源やネットワーク機器を指示した事例と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
指示事例 |
A |
http://www.meti.go.jp/ |
B |
meti.go.jp |
C |
11:22:33:dd:ee:ff |
D |
192.168.0.1 |
【解答郡】
(ア) |
A:URL |
B:ドメイン名 |
C:MAC アドレス |
D:IP アドレス |
(イ) |
A:URL |
B:ホスト名 |
C:IPアドレス |
D:MAC アドレス |
(ウ) |
A:ドメイン名 |
B:ホスト名 |
C:ポート番号 |
D:IP アドレス |
(エ) |
A:ドメイン名 |
B:マシン名 |
C:SSID |
D:ポート番号 |
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設問12
事業所内において個人所有の情報機器を有効に利用したり、事業所外から会社内のデータにアクセスして業務を効率的に進めたいとの要望がある。しかし、情報漏えい、個人情報管理、通信のセキュリティ確保など、問題も多い。
このような状況における情報機器の利用に関する以下の文章の空欄【 A 】〜【 D 】に入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
パソコンなどを利用して事業所外から社内データにアクセスする場合、【 A 】を利用すれば、第三者の侵入や妨害を受けにくくなる。
個人所有のスマートフォンや【 B 】 を社内業務に利用する場合、私用情報の【 C 】 、業務用アプリケーションやデータの配布・更新・削除などの際の情報セキュリティ管理、社内情報管理などのためにD を利用することが望ましい。
【解答郡】
(ア) |
A:ADSL |
B:タブレット |
C:フォーマット |
D:BYOD |
(イ) |
A:TCP/IP |
B:パソコン |
C:消去 |
D:ルータ |
(ウ) |
A:VPN |
B:タブレット |
C:退避 |
D:MDM |
(エ) |
A:WiFi |
B:ハンディターミナル |
C:カスタマイズ |
D:ファイアウォール |
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設問13
ある職場では、下図のようなネットワーク構成でインターネットおよび各情報機器の接続を行っている。今、パソコンからインターネットに接続ができなくなった。そのときの対応や考え方に関する記述として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【解答郡】
(ア) |
インターネットにつながっているブロードバンドルータが原因であるので、それを交換すれば、インターネットへの接続は復活する。 |
(イ) |
インターネットにつながらなくなったのは、ブロードキャストストームが起こったことが原因である。 |
(ウ) |
パソコンからインターネット上にあるサーバなどとの間でパケットのやり取りができれば、ブロードバンドルータとインターネットとの接続は正常に機能している。 |
(エ) |
ブロードバンドルータとインターネットとの接続が正常に機能していないとするならば、ネットワークプリンタも動作しないはずである。 |
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設問14
SNS などの発達によってソーシャルメディアは、個人間の私的な情報交換に利用されるだけでなく、ビジネスでも多様に利用されつつある。ソーシャルメディアを利用する上での要点や対処法に関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答郡】
(ア) |
個人が開設したブログに社内で起こった出来事を書いたが、社外秘の情報が含まれていたので不適切だと分かった。翌日に削除すれば問題はない。 |
(イ) |
自分の店舗に来た人の名前を、当人の了解を得ずソーシャルメディアに投稿して広告として利用しても、店舗は公共の場所なので問題はない。 |
(ウ) |
ソーシャルメディアに投稿したすべての内容は、一定期間保存された後、新規投稿内容で上書きされるので、何を投稿してもよい。 |
(エ) |
自らがソーシャルメディアを使わなくても、ソーシャルメディアの炎上に巻き込まれることがある。 |
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設問15
通信技術の高度化と機器のインテリジェント化によって、企業の内外で多様で大量のデータが蓄積されるようになり、ビッグデータが注目されている。ビッグデータに関する記述として最も適切なものはどれか。
【解答郡】
(ア) |
ビッグデータ活用で発展が期待されている経済産業省の「IT 融合新産業」とは、IT 産業の構造変化によって創出される新ビジネスのことである。 |
(イ) |
ビッグデータ活用の鍵となるC2Cは、インターネットで連結されたデータ通信の技術である。 |
(ウ) |
ビッグデータ活用の鍵となるM2M は、人間と機械との間の自動データ連携の技術である。 |
(エ) |
ビッグデータの活用では、業務取引上生成される構造化データだけでなく非構造化データも注目されている。 |
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