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IE(Industrial Engineering:経営工学)とは

IEとは、「人、物、設備等を統合したシステムの設計・改善・確立に関する技術」であると定義されています。

IEのうち最も基礎的な分野が作業研究(ワークスタディ)であり、人間の行なっているいろいろな作業をいかに分析するかという技法です。さらに作業研究は、方法研究(メソッドスタディ)作業測定(ワークメジャメント)に分けられます。

作業研究
(ワークスタディ)

方法研究
(メソッドスタディ)
工程分析
動作研究
作業測定
(ワークメジャメント)
稼動分析
時間研究
過去問題 過去問題

方法研究とは

方法研究とは、作業の方法の分析して研究していくための技法です。
工程分析動作研究に分けられます。

工程分析とは

工程分析とは、材料から製品に至る一連の流れを記号を使い、分析することで問題点を抽出し、工程全体の改善設計を図る手法である。原料から製品に至るまでの過程を、加工、検査、運搬、停滞に分け、それぞれの工程図示記号(graphical symbols for process chart)を使用し簡潔に表現する。

過去問題 過去問題

動作研究とは

作業者が行なうすべての動作を調査・分析し、最適な作業方法を求めるための手法である。作業する人間の身体動作、目の動きを分析し、非効率な動作の排除、動作の組換などで改善を図る。
動作研究の手法には次のものがある。

  1. サーブリック分析
  2. メモモーション分析
  3. マイクロモーション分析
  4. 動作方法の原則
過去問題 過去問題

作業測定とは

作業測定とは作業を時間という尺度で客観的に観るための技法です。
稼動分析時間研究に分けられます。

稼動分析とは

稼働率を把握し、「非稼動」を分析し、その要因を排除し稼働率を上げる為に、作業者・機械設備の稼働率または稼動内容の時間構成比率を求める手法である。

代表的な手法には次のものがある。

  1. 連続観測法
  2. 瞬間観測法(ワークサンプリング

 

時間研究とは

作業の効率化と標準時間の設定の為に、作業を要素作業または単位作業に分割し、その分割した作業を遂行するのに要する時間を測定する手法である。

過去問題 過去問題

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